3月の始めに思い付きの県内旅行をする前に、偶然ある雑誌記事を見掛けました。
某有名芸能人が終の棲家として永住されていた海辺の別荘。
その別荘を引き継いだ遺族の娘さんのお話。
室内やベランダから海が一望できる住宅。
その大御所の娘さんの有名芸能人の方が写った写真も沢山投稿されています。
向う側に半島が見え、手前にはまっすぐな橋が見えます。
広い居室の床からも海が見えます。
広い全面ガラス張りがいいですね。
この(いま80代ぐらいの)年代の方はお風呂時間が好きなようです。
三浦半島の別荘や戸建て、伊豆の温泉付きリゾマンなど、30年以上前に建った物件では、景色のいい場所に浴室が設置されています。
一日、家で生活する時間のうち、入浴するのはせいぜい長くて1時間程度。
狭い別荘やマンション、戸建てでは、家の一番景色がいい場所が浴室になっていたりします(><)
わずか1時間程度の入浴時間の為に、家の一番いい場所を浴室に占有されるのはどうかと思います(^^;;
この方のこの別荘の場合は大きいので、居室や寝室がメインで景色のいい場所に設定されていますが。
そう言えばこの方が現役時代、お風呂用具のCMに出ていましたね(^^)
バブル時代のねずみ講の会社でしたが、、(^^;;
お風呂が大好きだったんでしょうね。
「健康入浴バブルスター」と言っていましたが、このCMに出ていた大御所スターたち、もう一人だけしかご存命されていません。
その方も半沢直樹の撮影時、老人ホームからご出勤だったとのこと。
私もあと何十年もしないうちに・・
他人事ではありません・・
こんな朝焼けの景色が見えるのはいいですね(^^)
この家の窓はおそらく特注の強化プラスチックでしょうが、私なら普通の大きな窓にして外気を入れられるようにするかな。
売り出し価格は2億円弱だったようです。
3階は広いリビングとキッチン、広いベランダだったのでしょう。
釣りや料理好きだった主が、家族や友達を呼んで自慢の料理を振舞っていたようです。
家の大きさを考えれば、(価格が高い)逗子や葉山に比べて随分お安い気がしますが、それは立地でしょう。
この辺りは40年ほど前に開発された別荘地のようです。
Webの週刊誌の記事を読んで見るとこの時点で築36年、40年弱でしたので、給湯器や色々な設備の更新時期を迎えていたようです。
敷地の木が倒れたので処分して貰ったら数十万円とか。
敷地が海の横の傾斜地ですから管理も色々大変そうですね。
3階建てなのにエレベーターがなかったので、年老いた奥さん(引き継いだ娘さんのお母さん)には移動が大変だったようです。
上に挙げた週刊誌の写真に写っていたまっすぐの橋などを見て場所が推定できたので、真鶴に行ったついでに前を通って見ました。
傾斜地に建てられていて派手な外見でなく地味で好感を持てます。
地下(1F)は入り口から下がって駐車場になっているようです。
スポーツ新聞に掲載されたこの写真、お住まいの方の車でしょうか。
ナンバーもそのまま映っていますが、スポーツ新聞のWeb記事です。
拙宅の近くにも大御所芸能人のご自宅がありますが、ご子息は地味な国産車や国産軽自動車にお乗りです。
ネットで見つけたご自宅の写真。左手の白い家です。
有料道路の橋の上の高台の傾斜地に建っています。
渋滞中の下の橋から撮ったらしい写真。
かなりの傾斜地に建っているのが分かります。
東京近郊でも春や秋はこんな色の海が見えるのがいいですね。
今度の拙宅でもこれからの季節はこんな色の海が見えます。
春や秋は関東の海も美しく見える季節です。
晩年の梅宮さんは、このお宅に住まれていたようですが、病院に行くのも遠く、引き継がれた娘さんも、都内の仕事に9時に入るのに渋滞を見据えて早朝の4:30に自宅を出なければならず、お母様も簡単に歩いて買い物に行ける場所でもなく、駅までも遠く、大変不便な思いをされたようです。
昭和の時代に開発された別荘地は、このように駅などの公共交通機関の利便性も良くなく、富裕層の方々が車で出入りすることを前提としているのでしょうね。
私自身、この場所を見ましたが、もしお金があってもこの場所には住みたいと思えないなと感じました。
私自身のこれから20年の住まい方、生き方を考えるうえで、何か参考になるかな、と思って寄って見た物件でした。
梅宮さんは昭和の大スターで、釣りもお好きで、昭和の有名別荘地だった真鶴に住めて幸せだったのでしょうね。
時の流れ、時代の流れを感じました。
Posted at 2023/03/30 00:05:12 | |
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