コロッセオの回りを一周見学した後に、次の場所に進みます。
コロッセオの近くのパラティヌスの丘にあるローマ遺跡。
手前にある平地はローマ時代の競技場です。
コロッセオからローマ中心部を流れるTevere川を渡って少し走るとバチカンです。
川からバチカンにつながる道。
世界のキリスト教の総本山。
バチカン市国の領土は、この横断歩道の向こう側になります。
横断歩道を背にして撮影した、サン・ピエトロ広場とサン・ピエトロ寺院。
世界中のカトリック信者の総本山です。
32年前にバックパッカーとして訪問した時は、それほど並ばずに内部に入れましたが、今は事前予約制でチケットを購入しなければなりません。
写真には写していませんが、このサンピエトロ寺院にも当日券に並ぶ1000人近くの人々がいました(><)
ですから、ここも今回は入場は断念です。
今回は、部下にさらに仕事へのやる気を出させるために、初めてのローマをちょろっと見せるだけが目的なので、それでいいのです。
個人的には、引退後にプライベートで来て、もう一度中をじっくり見てみたいです。その際は事前予約して時間をたっぷりとって来ます。
この建物が、バチカンの総本山、サン・ピエトロ寺院の入口です。
この奥にキリスト教の総本山があります。
バチカンが独立国となったのは、意外と最近の1929年。
ムッソリーニ首相が自らの権力基盤強化と、教皇領の放棄(イタリア国の領土の拡大)のために、長年問題であったイタリア国内でのバチカンの地位と領土を確定、保全したのです。
サン・ピエトロ寺院の前のサン・ピエトロ広場の円形回廊。
奥に小さく見える大勢の人は、入場を待っている観光客(><)
反対側まで何百人も、ぐるっと列で並んでいます。
入場できるまで何時間待つことやら(><)
奥の建物はローマ教皇が住むバチカン宮殿。
バチカン宮殿とサンピエトロ寺院の間の建物は、バチカン美術館。
美術館の一部のシスティーナ礼拝堂はミケランジェロの天井壁画で有名です。
32年振りに訪問したローマ、バチカン市国。
前回訪問時は、人生の第2コーナーくらいの時期。
今回は、人生の最終コーナーに差し掛かった時期です。
27年続けたこの仕事も部下に移譲の時がやってきました。
コロナ前までの出張の時とは全く心境も精神状態も違い、引退したご隠居の様な心境です。
過去30年以上はその時の仕事に夢中で、自分にこんな心境の時が来るなんて考えてみたことがなかった。
最近は毎回老人の回顧録みたいになっているな(><)
Posted at 2024/03/30 00:02:11 | |
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