2020年03月05日
パリダカの香りを追い求めて・・・
先日、公道デビューを
終えた XT 250T
その感触は良好でした。
エンジンに異音は無く
9500回転 まで
一気に吹け上がります。
その反面
3000回転あたりの
トルクが厚くて
無造作に クラッチを
つなぐと、フロント が
ポンっと上がる (笑)
その類まれなる能力 は
キャブレターによるものだ
☟

長期間にわたり
不動車だった為
当然 キャブはОH済み
純正セッティング ながら
息付きなどは無く
上手くいった印象です。
と、良いことばかりを
書きましたが・・・
実は、このキャブこそ
かなりの曲者 なんだな。
☟

Y. D. I. S.
ヤマハ デュオ
インテークシステム
名前は、勇ましいけど
性能を発揮させるのには
大変な苦労を伴います。
その理由
☟

2つのキャブバレル を
持っているのに 何故か
フロート室は 一つで共用
しかも、それぞれの
キャブシステム自体が
☟

右側が VM (強制開閉)
左側は SU (負圧式)
かなり凝った作りです。
だから、キャブを組むときに
細心の注意が必要なのは
もちろんのこと
アクセル開度調整 を含め
総合的にバランスを見る能力 が
整備者側に求められるのだ。
・・・
では、そこまで
苦労を強いられる
XT 250T なのに
どうして
手を出したのか ?
その答えがコレ
☟
XT 600 テレネ
XT 250T 発売 と
ほぼ同時期 1983年
パリダカに出場 しています。
排気量は違いますが
キャブは 250と同じ
Y.D.I.S.です。
つまり、あこがれの
パリダカの雰囲気 を
味わうために
避けては通れない
キャブだったのね (笑)
・・・
XT 600 テレネ と
自分の XT 250T
キャブ以外のところにも
共通点があると思う。
☟


ゴールドのリム
オーバーフェンダー
マフラーの取り回し
特に、サス周り と
スイングアーム が
似ている気がする。
☟


そして、見ての通り
かなりの足長 です。
両足を投げ出すと
つま先しか着きません。
((-ω-。)(。-ω-))フルフル
・・・
ここに、はるか昔の
パリダカの香り を
追い求める男がいる。
こう書くと、いかにも
カッコイイけど・・・
実は、いろいろと
やせ我慢 が
必要なのです (爆)
おしまい。
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ヤマハ XT250T 48Y | 日記
Posted at
2020/03/05 21:20:47
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