2023年01月16日
先回は XR600R の
ツーリング話しでした。
何事も無いような感じで
旅ブログは終わってますが
実は、とても危険な状況で
XRに乗っていたんだな。

リアブレーキを踏むと
「ガガガッ」 と盛大な音がして
何かが壊れそうになる。
だから、リアブレーキを
怖くて使えませんでした。
・・・
翌日になって
あの原因を追究すべく
XRをNバンから降ろす。

朝の時点で札幌の気温は
マイナス4℃です。
早速ガレージに入れて
調べてみましょう。

リアブレーキ周りを目視しても
特に問題はありません。
リアタイヤを回転させ
ブレーキをかけてみます。


あれれ ?
何の異音も無く普通に
ブレーキが効いています。
盛大にガガガッと鳴った
あの音は何だったのだろう。
先月の車検時に整備してるし
これでブレーキ自体には
何の問題もないのが分かった。
・・・
ブレーキが大丈夫なら
チェーンが何処かに
干渉しているかも知れない。

乗車した際のブレーキング時に
サスへ負荷を掛けると
張っていたチェーンが緩む。
うーん、異音の感じからして
あり得ることだと思う。
あの音の出る場所は
すぐに分かった。

サスが伸びた状態で
ほんの僅かにカスっています。
でもこれは原因ではなく
あくまで現象に過ぎない。
さらに、もうひとつの
現象を見つけた。

ツーリング前に点検した
チェーンがいきなり
ダルダルになってる (T▽T)
このガイドのおかげで
命拾いしました。

そうでなければ
チェーンがスプロケに絡んで
タイヤがロックしたかも (汗)
・・・
それではいよいよ
原因を追究しましょう。

ここには樹脂製の
緩衝材があるあずだが
もうすでにその姿はない。
チェーンの干渉を避ける
スライダーと呼ばれる
ブロック形状の部品が消えた。
なるほど、このせいで
もともと張っていたチェーンの
テンションが緩んだのか。
取り付け部を
外してみますね。

黒いのが本来あるべき
緩衝材の破片です。
XRは製造から34年経過してるし
ツーリング中に加水分解で
バラバラになったと思う (苦笑)
・・・
さて、どうしたものか。

同じ樹脂部品が
まだあるとは限らないし・・・
すると目の前にある
CRF250Xを見て
ハッと気付いた。


現在の主流はスライダーではなく
ベアリング式のローラータイプだ。
幸いなことに
外した部品を分解したら

CRF250Xと同様
軸のカラーサイズが
8mmなのでイケるかも ?
そんな訳で一捻りして
ローラータイプのパーツを
発注しました (*^^)v
修理は推理と言いますが
現象から原因を見つけるのは
意外と楽しいものです。
まあ、ここまで延々と
力説した割には大した
内容じゃ無かったけどね (爆)
おしまい。
【 関連情報URL参照 】
先回の室蘭ツーリングのブログ
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Posted at 2023/01/16 00:09:46 | |
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ホンダ XR600R | 日記