愛のロータリー

個人的にはSKYACTIV政策にロータリーを組み込めなかったのが最大の敗因と思います。

でも、結局新型の16Xにしても開発多分遅延してますよね？

サッサと16X搭載車をデビューさせるか、或いはマツダが開発している水素燃料専用エンジンとして生まれ変わるかしないと、現状ではロータリーエンジンって生き残るすべが無いでしょう。

いや、でも別に低燃費とかでなくてもいいんですよ。

ロータリーの原理的に、4サイクルエンジンの2倍燃料を食うという基本原理（レシプロエンジンでいうところの2サイクルに近い事）自体はどうしようもないし、税制面で「ロータリー係数」が掛けられているのも制度上どうしようもないのでありますから、そういう分野で勝負すれば16Xだって絶対レシプロエンジンに負けます。

かといって今の御時世、官能性なんて要素はオタクの能書きくらいにしか使えない曖昧なものですし、環境性能の劣るエンジンはそもそも需要がありませんから、ロータリーの強みたる燃料適性の幅の広さとかを活かす方がやりやすいと思うんですけど。

マツダの経営規模的に開発リソースを割けないのは仕方ないとしても、ロータリーの火は絶やさないとかいうよな耳触りのいいセリフを吐く割にはRX-8の後継車種などの方針を全く示せていないような、持ち上げて落とす的なことをやってるのは紛れも無くマツダ自身であります。