2009年10月05日
【ネタバレにつき】 ミシェル・ヴァイヨン 【閲覧注意】
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│タイトル:ミシェル・ヴァイヨン (原題:MICHEL VAILLANT)
│監督:ルイ=パスカル・クーヴレール
│制作:ピエランジュ・ル・ポギャム
│原作:ジャン・グラトン/フィリップ・グラトン
│脚本:リュック・ベッソン/ジル・マランソン
│出演:サガモア・ステヴナン/ディアーヌ・クルゲール/ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ
│配給元:アスミック・エース
│公開:2003 (劇場公開)
│上映時間:104分
│制作国:フランス
│解説:ル・マン24時間レースを目指すレーサーたちをダイナミックかつスタイリッシュに描いたリュッ
│ク・ベッソン製作のスーパー・レーシング・アクション。原作は1957年に誕生以来これまで全64巻が
│刊行され、ヨーロッパを中心に世界的ロングセラーを記録しているフランスの同名人気コミック。監
│督は「略奪者」のルイ=パスカル・クーヴレール。実際に2002年の“ル・マン24時間レース”に2台
│のレーシングカーをエントリーさせ前代未聞の撮影を敢行し話題に。
│ストーリー:ある夜、ミシェル・ヴァイヨンの母エリザベスは悪夢を見た。それは、ル・マン24時間レ
│ースに出場したミシェルがライバルの“リーダー・チーム”と熾烈なレース展開の末に凄惨な事故
│を起こすというものだった。一方、ミシェルの父でチーム・リーダーのアンリ率いる“ヴァイヨン・チー
│ム”は、ラリーで順調に勝ち星を重ねていた。そして、チームは次回のル・マン24時間の出場を発
│表する。また、かつての宿敵“リーダー・チーム”も数年ぶりにレースへ復帰することになったが、く
│しくもエリザベスの見た悪夢と状況が似通ってきていた…。
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この映画、劇場公開されていたんですね。言われてみれば、確かにCFで見たような気が…私は見ていませんけれど。
それにしても…この映画は“モータースポーツ”を著しく誤解させていますね (^_^;
主人公の「ヴァイヨン・チーム」と因縁のライバルチームの「リーダー・チーム」が熾烈なバトルを繰り広げるのですが、ラリーでもサーキットでも相手をクラッシュさせるまでぶち当てます。普通に、単なる“カーチェイス”です。そんなヤツぁ居ねぇよ(爆)
実際のル・マン24時間にエントリーして撮影したとありますが、どうやって撮影したのかはわかりませんでした。まあ、たぶん、観客とか映画関係車が映らない場面は本物の映像を使い、映画車が映る場面は別撮りしているんだと思いますけれどね。
ル・マンを走行する画像は、まあそれなりで、可もなく不可もなくですが、確かにクラッシュシーンは迫力がありましたね。でも、CGバリバリの映像は、私はあまり好きではないですけれど (^。^;
逆に(?)この映画のカーアクションの見所は、映画前半のラリー走行の場面だと思います。特に、カナダ(かな)での一面雪山の中を走るラリー車は、景色の美しさと相まって、ドキドキでした (^-^)
ストーリーは、主人公の「ヴァイヨン・チーム」にどうしても勝てない「リーダー・チーム」が、様々な卑怯な手を使って「ヴァイヨン・チーム」を邪魔するという物(爆) 車両をぶち当てるのは当たり前。ガソリンタンクに妙な部品を入れたりタイヤに細工をしたり。終いにゃ主人公のオヤジを監禁してしまうし。
冷静に考えると、ハチャメチャです。
よくこんな映画を劇場公開したなぁ。
そういえば、ストーリーの要所に女性カメラマンが出てくるのですが、何かキーを握るのかな?と思っていたのですが、単に出てきただけでした。アレは一体何だったんだろう…
主人公はすんごい金持ちで、大きな豪邸の裏に専用のコースがあり、そこで車両の作成や練習をやっています。
こういうのを見るたびに「モータースポーツは金持っているヤツが速いんだなぁ」とつくづく思い、暗くなってしまいます (-_-;
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Posted at
2009/10/06 23:31:47
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