見るんじゃ無かった…
映画自体に実は興味が無い(苦笑)のですが、カーアクションだったりバイクだったり(ついでに戦闘機も)がメインになっている物は、できるだけ見るようにしています。
映画「イージー・ライダー」は、アメリカの映画で、若者がハーレーに乗ってアメリカ大陸を横断するという内容で、ハーレー乗りのバイブル。という認識はありました。ただ、バイクの映画なのですが、アメリカン・タイプのバイクには、まだ触手が伸びていないので、「う~ん。まぁ、べつに見なくてもいいや。」と見るつもりは無かったのですが、昔から有名な映画ですし、まあタダだし(衛星放送で視聴)、折角なので見ておくことにしました。
映画の前半は、メインストーリーとどう関係があるのかわからない、他愛も無い、人との関わりが描かれ、中盤あたりの、広大なアメリカ大陸の情景を、まるで40年前の風景番組を見ているような感覚で見ていました。そして、この辺りから思い出したのです。
「そういや、この映画。ハッピー・エンドじゃないんだよなぁ。」
後半、それまでの穏やかな雰囲気から急転直下。「これが、バッド・エンドか」と思う場面が数回あり、最後に衝撃の結末。
もうね、胸糞悪いという記憶しか残ってません 凸(-。-メ)
「なんで、こんな映画作ってん。これのどこが“名作”やねん」と、かなりイラついた(苦笑・あまりにも衝撃な結末だったのでね)のですが、映画を見終ってから、
ウィキペディアを見たところ、「なるほど。そういう事だったのね。」と、納得しました。
1970年頃のアメリカは、人類を初めて月面に送り込む素晴らしい未来を世界に見せた半面、ベトナム戦争への介入などでアメリカ国内の機運はガタ落ちになっていたようで、そういうアメリカ国内のうっぷんや問題を映したものなんだそうです。そういう時代背景を理解してから見ると、この映画の良さがわかるのかもしれません。言うなれば、バイク映画ではなくて、社会派映画なんですね。
そんなん、知らんて。
にしても…この映画のどこが、“アメリカン乗りのバイブル”なんだろう…
関連情報URL :
ウィキペディア > アメリカン・ニューシネマ
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Posted at
2016/01/12 23:22:33