『KATANA』 はしっこからはしっこへの旅 R30編

「行け！」って言われた…怖いおじちゃんに (T_T)

国道30号は、『怖いおじちゃん』に聞くまでは存在を知らなかったのですが、調べてみると、国道2号と四国を結ぶ“元”主要国道なんですね。“元”になる前は、まだ四国と本土を結ぶ橋（瀬戸中央自動車道）が架かる前でフェリーに乗るしか方法が無く、そのフェリーの航路を含めて、本土の国道2号と四国の大動脈・国道11号を結ぶ、正しく「主要国道」でした。

四国の外三県へ通じていると示した案内標識。そう考えると、この標識も、誇らしく見えます。

今回、国道30号の事を調べていて、瀬戸中央自動車道が国道30号のバイパス道路の扱いであること。そこから、瀬戸中央自動車道の路線番号が「E30」である事を知りました。勉強になったなぁ。

歩道橋から上の画像を撮影していて、ふと横を見ると、

宇高国道フェリーじゃないですか！
国道30号の海上路を担っていた宇高国道フェリー。瀬戸中央自動車道の開通による需要の低迷で2012年に休止されたのですが、まだ建物は残っていたんですね。

このフェリー乗り場の周辺は再開発が進められていていますが、ここだけ時間が止まったままでした。


『怖いおじちゃん』に「行け！」と言われて訪れた国道30号ですが（「走った」じゃないのか・笑）、色々と思い、考える事があって、思いの外良かったです(笑)

ちなみに、高松市と宇野市を結ぶ航路は、四国フェリーが現在も運航しています。（2019年9月現在）