
2016年3月16日、プレイステーション4用バーチャルリアリティシステム「プレイステーションVR」(以下PSVR)が発表されました。
以前より掲示板で、「GTS(プレイステーション4専用ソフト『グランツーリスモ・スポーツ』)をVRでプレイできたら、幸せだ~」的な書き込みを見て、「“VR”って、なんやねん?」と不思議に思って調べてみたら、最近流行のバーチャルディスプレイ(で合っているのかな)の事だったんですね。
今のGT6でも、マルチ画面やコントローラーの切り替えで横方向の映像(左右ドアガラスから見える景色)を見ることができていて、のんびりドライブ・モードの時に切り替えてみて、「おー。ちゃんと作りこんでる」と感動しています(笑) ただ、マルチ画面にしていない私の環境では、まじめに走っている時には見ることができず、これが自然に見えると、面白いし楽しいだろうなぁと思っていました。
今回のPSVRは正しくそれを実現したもので、デモ映像を見た限りでは大変興味深いものでした。
でもね…気掛かりなこともあります。
実は私、HMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)を持ってるんです(爆)
1996年ですから今から20年前ですか。ソニーが発売した頭部装着型パーソナルLCDモニター“グラストロン”。「52型相当の画面を2mの距離から見ているように見え、場所を取らず、周りの人に気兼ねなく楽しむことができる」という説明を見て、「これでエ○ビデオ(伏字になっていない)を見たら、そりゃもう大騒ぎさ♪」と、20代の若者に9万円!の出費は無謀でしたが、理性は吹っ飛んでいました(爆) なので、HMDの良さは、それなりに理解しているつもりです。今回のPSVRも期待しています。
ただ、当時(それ以降の歴代HMDに共通して)言われているのが、「頭に物を載せている事への違和感」です。店頭でのデモ視聴等の短時間なら気にならないでしょうが、エ○ビ…映画等で長時間装着すると、頭が締め付けられている事への不快感や肩こりなどを感じる方がいたようです。私はそれこそ没頭していたので気になりませんでしたけれど(爆) 特に今回のPSVRは頭を動かすことでバーチャルを体感する物ですから、違和感と疲れは更に感じるかもしれません。(グラストロンのヘッドセット質量は約310gですが、PSVRは610g。倍あるんですね…)
それと、装着画像を見た範囲だと、これ、音声はテレビ等のスピーカーから聞く用なんですね。デモ映像のように“みんなでワイワイ”ならそれでも(そのほうが)良いのですが、“ぼっち”が没入する用ならヘッドフォンが必要ですね。それもせっかくのVRですから、イヤホンではなくてマルチチャンネル用のヘッドフォンが欲しいですし、そうなると、ヘッドセットと同時装着の相性が気になります。
そして、一番懸念しているのは、「手元が見えない事への違和感」です。というのは、グラストロンでエ○ビデオを見るのに飽きた(9万円も払ったのに・苦笑)頃に、グランツーリスモをやっていたんです。(仮想)大画面でプレイするグランツーリスモは迫力がありとても楽しかった(普段は14インチのブラウン管でやってましたから)のですが、手元が全く見えない事による不安感というか心細さがありました。別にコントローラーを見ながらプレイしているわけではありませんが、それでもいつも「視界の片隅に、見ることなく見えている物」が見えないというのが不安なのかもしれません。また、レースが終わって画面を切り替えるときに、手探りでコントローラーのボタンを探ったり、ヘッドセットの画面を少しずらして、上目使いにモニターを見ながら、下目使いにコントローラーのボタンを操作したりしていたのが煩わしかったです(苦笑) 掲示板に「PSVRを装着してハンコン・コクピットでプレイしたら最高!」と書かれていましたが、普通のコントローラーですら気持ち悪いのに、ハンコンだと、脳が「車の運転なのに、いつも見えているはずのハンドルが見えない。おかしい」と判断して、違和感倍増な気がします (^_^;
そもそも…
プレスリリースで公表された参入ゲームソフトウェアメーカーに、“ポリフォニー”の文字が無いんですけれど…
関連情報URL :
PlayStation VR|プレイステーション オフィシャルサイト
Posted at 2016/03/16 23:54:12 | |
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