
岡山県 岡山国際サーキットで開催された、ビースポーツが主管する『MFCT(マツダファン・サーキットトライアル) 第2戦 中国・夏ラウンド』に参加してきました。
これは、JAFの公認を受けて行われる公式(という言い方が正しいのかわかりませんが)なタイムアタックです。
私は、『リトラさん』を購入してから3ヵ月しか経っていないので、公式競技や国際規格サーキットを走るのはまだ早いとも思ったのですが、岡山国際サーキットを走れる機会はそうないですし、まあ、このMFCTに参加するために『リトラさん』を買ったのでもあるので、思い切って参加する事にしました。
サーキットの朝は早い…
いつもの走行会みたいに8時集合くらいかなぁと思っていたら、参加受理書に同封されたタイムテーブルを見てビックリ。6時集合てて (-。-;) こちらからは4時間掛かるんですよ。マジですか。仕事が終わってから仮眠を取ってから出発とも思ったのですが、睡眠のサイクルは変えないほうが良いと思い、ロードスターのシートはリクライニングしませんが、人間、本当に眠い時はどんな姿勢でも眠られる事を経験上知っている(笑)ので、夜中に出発して、吉備サービスエリアで3時間ほど仮眠をして、5時にサーキットに到着しました。
クルマの走行準備をしつつ、6時から受け付けをして、受け取ったゼッケンと後援ステッカー(MZ Racing)を貼り付けます。他の参加者の中には、後から剥がせるように台紙のまま貼っている人もいましたが(その手があったか!)、私は、現地で貼ったワリにはきれいに貼れたので、しばらく、貼ったままにしておこうと思います。もっとも、この後援ステッカーを貼ったままにするかもしれないと思っていたので、先にボディコーティングをしたんですけれどね(爆) 根はステッカー大好き“小僧”なモンで(笑)
走行準備が終わったら、車検を受けます。灯火類やエンジンルーム内、ヘルメット等のチェックをされます。簡単なチェックなのですが、オレンジの服を着た人に囲まれるので、緊張してアタフタしてしまいました (^_^;
ブリーフィング(打ち合わせ?)が終わったら、いよいよ走行です。
走行は、午前に慣熟走行を1周してから15分間と、午後に20分間の、計2本です。
午前の走行では、ピットアウトしていきなり前の車は見えなくなるは、後ろから迫られるわで、最初の周は「速いクルマを先に行かせてー」としていたら、次から次に速いクルマがやってきます(苦笑) 私の走る組は20台で、その内私は3番手スタートだったのですが、結果を見てわかったのですが、タイム的には下から4番目だったので、都合13台に抜かれる必要があったようです(爆) その為、1周目2周目くらいまでは、主に後ろを見ながら走っていました(苦笑) また、ジムカーナを1回走ったのと先週に「マツダ・ドライビング・アカデミー」でスポーツ走行の基礎を練習したとはいえ、長い旋回を走るのが初めてだったので、ロールの量であったり速度であったり、タイヤのスリップアングルだったりの感覚に慣れておらずビビリが出て、「え、大丈夫なん?やばいの?」と探り探りな状態でした。

4周目くらいからもの凄い振動が出始めて、「フェードしてディスクが歪んだか?」と思いましたが、ブレーキ時には振動が出ていないことに気づき、「じゃ、デフかハブか?」と半泣きになりましたが、原因はコレでしたε=( ̄。 ̄;A フゥ… “デブリー”というヤツでしょうか。自分から出た物なのか、走行ラインを譲った時に拾った他人様の物なのかはわかりませんけれど。原因がわかったので、2本目は振動が出ても安心して踏んでいたら、気付いたら振動が収まっていました(笑)
午前の走行で、「このコーナー。2速まで落とせるのか?3速のままが良いのか?」と考えていたら走行ラインがメタメタになったり、コーナーの立ち上がりで2速から3速にシフトアップしようとして5速に入れたりしていたので、午後の走行では2速は捨てて3速4速だけで走って、ブレーキからターンイン、立ち上がりまでのラインを重視して走ってみました。また、午後の走行は、出走順番が午前のタイム順だったので、約1秒速いクルマに引っ張ってもらってブレーキのタイミングやコーナリング速度を体感する事ができたことが功を奏して、午前のベスト・タイムが2分11秒5だったところが、午後は2分8秒0と3.5秒もタイムアップすることができました \(^▽^\)(/^▽^)/ わーい
…でもね。
実は
8年前に一度、岡山国際サーキットを走ったことがあります。その時のベスト・タイムは2分3秒6だったんですよね~ もちろんクルマが違いますから単純に比較はできませんけれど。
前車は280馬力級で当時のブログを読み返してみると「170km/h出た」と書いているので直線でタイムを稼いでいた事は否定しませんが…
でも、
4速で1.5トン超のセダンで2分3秒だったんだから、6速もあるんだし軽いんだし2分は切れるだろう…と思っていたんですけれどね。全然でした。私が世間知らずで高望みしていた事もありますが、ま、これが“実力”っちゅうモンです (-。-;)
この『リトラさん』を購入する目的だった
「ダメをもらう」。しっかり頂きました。
このMFCTというイベント。日本各地のサーキットで今年は6回開催されます。開催サーキット周辺の方の参加が一番多いのは当然なのですが、関東の方や、今回は北海道から来られている方もいました (@_@。) 気合の入り方が違いますね。でもギスギスした感じではなくて、同じ車種同士で情報交換をしたりと和気藹々という雰囲気でした。
また、先週に引き続き(イベントの種類が違うので“引き続き”ではないですけれど)レーシングドライバーの出来利弘氏にアドバイスを受ける事ができて、とても参考になりました。
なんか、とりとめの無い文章になってしまいましたが、参加者の皆さん、お疲れ様でした。スタッフの皆様、ありがとうございました。
冬ラウンドまでには、もう少しクルマに慣れて、タイムアップできるように頑張ります。
p.s.2
帰りは、せっかく“本土”に上陸したので、下道を通って、しまなみ海道を通って帰りました。でも、2週連続で国道2号は…飽きた (^◇^;) 赤磐市の県道27号で、どこかのバカが電柱を折って1時間通行止めも食らったし。
関連情報URL :
フォトギャラリー 160702 2016 MFCT 第2戦 中国・夏ラウンド
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(2016/10/26 追記)
あまりにも不甲斐無い走りだったので映像は公開しなかったのですが、都合の良い時だけ公開するのは…卑怯かなと思うようになったので、恥を忍んで公開しました。
Posted at 2016/07/04 23:51:30 | |
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