TOHATSU(東京発条製作所)のバネ、swiftのスポルトマッキが届きました。
swiftのステッカーがおまけで付いているのがいいですね。
トランクにこれを貼れば、クルマに詳しくない人からは、何でスズキのスイフト?と思われそうですが。
純正のビルシュタインと同じくバネの色は赤です。
やはりフロントのバネは純正に比べ巻き数が少ないです。その分、重量も軽いのですが、どれだけヘタらず持つかですね。
コルトスピードのバネを購入した際にマニュアルが付いているはずです。しかし、小生は中古で購入したため、何の資料もなしに始めるしかありません。
11月21日18:00
紛失のためネット注文していたスプリングコンプレッサーが届きました。これがないと作業ができません。以前、持っていた黒色の細いタイプは値段が安いのですが、軽自動車以外では、バネを縮めている最中に、抑えている爪が曲がり、バネが外れることがあるので、今回は2t車対応で長くて強靭なタイプです。DIYの開始です。
11月21日21:00
さて、バネを縮めたはいいのですが、通常、サスペンションのバネを取り外すには、上部に六角ナットで留まっているのが一般的です。ところが、このビルシュタインはどこにも六角ナットが見当たりません。どうやって外すのかと暫く悩んでいました。ネット検索しても出てきません。
世の中、ビルシュタインのサスペンションのバネを交換することなど、珍しいことではないはずです。
マウントヘッドをぐるぐる手で回しても外れる気配がありません(これでマウントのゴムを痛めてしまいました…)。
途方に暮れ、寝床に入り、もしやと思い起き上がり、マイナスドライバーで頭のゴムを持ち上げると、ゴムの蓋が嵌っていたことが判明。
こんな単純なことに時間を費やしてしまいました。
さあ、これで外せるとと思ったところ、肝心の六角ナットが見当たりません…。
頭に出ている楕円のネジはロッドなので回るはずもありません。
さて、どこに外すボルトがあるのかと、ここでネット検索…しかし、答えはありませんでした。
11月22日0:00
もしやと思い、底のグリスの固まりを除くと、六角ネジが頭を出しました。
11月22日2:00
六角ネジは17mmの六角レンチで外れるはずです…。ところがいくら回してもマウントヘッドが回るだけ。電動インパクトレンチがあれば勢いで取れそうですが、ロッドを曲げてしまいそうですので、可能な限り人力に頼りたいと思います。
やはりロッドの頭を押さえながら回さなければなりません。
通常のメガネレンチでは六角レンチの位置が深すぎて嵌りませんので、明日、工具店で嵌りそうな道具を購入するしかありません。
今日は寝るとします。
11月22日9:00
朝食を済ませ、ジョイフルAK屯田店に行くと、地元ショップCRUISEのナカノさんがホースを留めるバンドを購入していました。やはりクルマに使うパーツはホームセンターで売られているもので代用できますよね。残念ながら、ナカノさんはブログでは拝見していますが、ご本人と話したこともないので、小心者の小生は話しかけることができませんでした…。
目的のオフセットレンチ17mmを購入です。
また、付いていたグリスには小石や砂が混じっていたので、新しいグリスに交換します。ゴム系パーツがメインのため、ゴムに悪影響を与えないシリコングリス。少ないのに高いです…。普通のグリスの十倍ですね。
11月22日10:00
帰宅し、さっそく回そうとしましたが、深さが全く足りません。角すらも引っ掛かりません…。
今日の食費分が無駄になりました…。
ここから、ディープソケットレンチでなければ嵌らないと分かり、札幌中探しまわります。
オートバックやジェームズ等、カー用品店には置いてありませんでした。
工具専門店や中古パーツ屋を回ってもありません。
白石区のファクトリーギアを回ったところで、もう夕方です。
小生の探すものはいつも見つかりません…。
そんなマニアックなものでもないと思うのですが。
満タンのガソリンが空になったので、札幌で入手は不可能だと分かりました。
帰宅し、日数はかかりますがネット注文です。
対応できそうなのは、以下の2つです。
HAZETの両口めがねレンチ(75度ディープオフセット) 17X19mm 63017X19
75°深さ40mmです。北海道ですと送料の関係から4,000円近いです。
SEK ディープオフセットコンビ 17mm
75°深さ36mmです。送料無料で1,362円です。
どちらを選ぶかです。小生はこのわずか数ミリの違いで、使えず同じような商品をさらに注文といった痛い目にあってきたので、値段が倍以上しますが、確実なHAZETにしました。
ビルシュタインと同じドイツ製ですので、これで取れなければ、ディラーかショップに依頼するしかありません。
最初から頼んだ方が安くて、楽だったんじゃないの?と言われてしまいそうですが、この痛い経験は無駄にはならないはずです。工具があれば、次回はここまで費用はかかりませんので…。
フロント側はディープソケットレンチが届く来週まで作業中断です。再来週は選挙で土日はありませんので、年内にフロント側が終わるかどうかですね。
晩御飯を済ませ、リアのバネの交換開始です。
フロントに比べ、マウントヘッドの向きが分かりずらいので、あらかじめついていた印と同方向にダンパーに印を付けておきます。
リアは六角ナットがむき出しですので、ディープソケットレンチがなくても作業ができます。
せっかくなので、無駄になったソケットレンチを使用します。
この六角ナットは、ロッドの頭(楕円のネジ)を供回りしないように抑えて、六角レンチを反時計回りに回せば取れるはずです。あまりトルクをかけないでいいはずですが、簡単に取れるはずが、固くて全く回る気配がありません。
最終的にパイプを差して、全体重をかけてようやく回りました。
これは明らかに、インパクトレンチで留めています。これだけ強い力を加えないと外れないようではロッドが曲がってしまいます…。
これを外すため2時間かかってしまいました。
普通はこんなの数分で終わる作業です…。
11月22日19:00
取り外したパーツは、グリスに砂が付いて汚れています。
砂がかみ合ってゴムが痛みますので、後で除去します。
スプリングコンプレッサーもリアは細く、爪一本で抑えているので、早めに済ませたいところです。
さあ、これでスプリングが取れると思いきや、固着して外れません…。30分かかっても無理でした。
CRCを吹いて、マイナスドライバーの先を保護して、テコの原理で差し込んで持ち上げてようやく外れました。
11月22日20:00
ここまでくるのに、結構な時間がかかりました。
新しいバネと比較してみます。
スポルトマッキが330mm10巻、コルトスピードが310mm10巻です。リアの巻数は同じです。
ここからは順調です。まず、パーツを清掃します。
ゴム系パーツはラバープロテクタントを吹いておき、取付時にシリコングリスを塗る予定です。
塗装が剥げて、錆のあったところは筆塗りで塗装して、金属はシリコンスプレー、ゴムはラバープロテクタントで保護しました。
シリンダーのカバーも凹んでいるので、補修します。
シリンダーの錆は落としましたが、黄色の塗料がなかったので、入手後塗装します。
こういうのはスプレーより、筆塗りの方が確実ですね。
最後の最後に落とし穴が待ち構えていました。
バネを見ると、(R)の記載がありました。
(R)、(L)とバネに左右の違いがあるとは、考えもしていませんでした…。
ネットでどちらのビル足が左右か見分ける方法がないのか調べたところ、実際に付けてみればわかると…。では、付けてみて合わず、バネがもし左右違っていれば、また分解してバネを交換しないといけないのかと思い、よくよくリアのバネを確認すると、両方とも(R)と(R)…。
つまり、この(R)はRight(右)の意味ではなくて、Rear(リア)だったのですね。
いつもの食の話題です。
子供が風邪のため、遠出は中止となりました。そのため近場のお店です。
小生が蕎麦屋『なみ喜』で、なぜ蕎麦を食べないのかというと、蕎麦ならもっと美味しい店があるからです。
石狩市緑苑台にある瑞祥庵の田舎蕎麦は、蕎麦の風味あふれる本当の混ぜ物のない蕎麦という感じで、満足感があります。
小生はにしん蕎麦。ダシがいいですね。
息子はきつね蕎麦。あぶら揚げにダシが染みて美味しそうです。
今回の銭湯は、札幌市東区にある『こうしんの湯』です。
天然温泉ではないですが、漢方の湯などいいですね。
ただ、小学校4年生の息子が痴漢にあいました。
湯船につかっていると、痩せた老人が息子の尻を揉んできたというのです。
尻小玉を取る妖怪みたいですね。
風呂上りはやはりフルーツ牛乳です。
軽食も安いのが魅力です。
今回の件で、残念ながら痴漢が出るところにはあまり連れていけないですね。