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2012年07月15日

名曲の風景7 Don't stand too close to me / The Police

名曲の風景7 Don't stand too close to me / The Police  震災翌年の2012年、もうすでに7月も半ばになり、年の半分が過ぎてしまいました。

 個人的には、先月から今月にかけて、仕事以外のプライベートでは、15年近く連れ添ってきた愛車と別れ、新たなパートナーを迎え入れることになり、その準備や手続きで週末がどんどん過ぎて行きました。。


 今年は4年に一度のオリンピックの年、あと2週間でロンドン五輪ですね。



 私は1990年から94年にかけて4年弱、英国に住んでいました。
 バブル最盛期の当時、忙しすぎすぎる仕事にも疲れ、心機一転、見知らぬ国に住んで見たくなったのです。



 私が住んでいたイングランド北部の都市、その街の中心にある教会です。

 英語も話せず、知り合いがいるわけでもない英国北部の都市、そこに自分で調べてもう一度勉学をしてみようと思ったのです。不完全燃焼な自分の毎日を変えれるきっかけになればと。。



 私が住んでいた街のHigh Street(メイン通り)です。休日でしたので何やら大道芸人がいますね。

 90年代初めの英国は、TVもBBCが2つ、民放が2つの4チャンネルしかなく(そのうちの1つは平日の昼間は半分お休みのようなもの)、お店の支払いは個人小切手をレジで毎回記入し、CDが主流だった日本に比べ、人々はまだラジカセメインで、夜の23時まで明るいにもかかわらず、人々は4時には晩御飯を食べ(勤め人は別)、当時全盛期の日本から来ると、まるで昔のおじいさんの国に来たようでした。。



 私の元大家さん(の1人)で友人のNeilが勤めているTown Hall(市役所の建物)です。
 市内を流れる川の水力と、近郊の石炭、鉄鉱石で、産業革命前から栄えていた栄えていた都市なので、市役所の建物も歴史を感じさせる立派な建物です。



 駅前にある私の通っていた大学の一つです。
 私は結果的に2つの大学に聴講生として通い、その後、ビザが取れて複数の仕事をしていました。
 (*注)



 そのうちの1つが日本語講師でした。
 市内の大学やビジネススクール、語学学校や公立高校で日本語を教えていたのです。(*注)
 この写真の学校が私が週2回講師をしていた公立高校です。


 どうやら昔の邸宅を利用しているらしく、非常に立派な建物でした。





Don't stand too close to me / The Police   高校教師 / ポリス

Young teacher, the subject             若い教師は女子学生の妄想の的
Of schoolgirl fantasy
She wants him so badly              彼女は彼をすごく好きで、
Knows what she wants to be           自分が何をしたいか知っている
Inside her there's longing             彼女の中にはこんな欲望がある
This girl's an open page              印をつけた開かれた教科書のページ・・
Book marking - she's so close now       彼女は彼に近すぎる・・
This girl is half his age               彼女は彼の半分の年・・

Don't stand, don't stand so            頼むからそんなに近くに来ないでくれ
Don't stand so close to me

Her friends are so jealous             彼女の友人たちは彼女に嫉妬
You know how bad girls get            女の子の嫉妬はどんなに恐いか知ってるだろ
Sometimes it's not so easy            時には結構大変なことになる

To be the teacher's pet              先生のペットになるには
Temptation, frustration               誘惑、欲求不満
So bad it makes him cry              酷くて彼は泣きそうになるよ
Wet bus stop, she's waiting            雨の日のバス停、彼女は彼の暖かくて濡れない
His car is warm and dry              彼の車に乗ろうと待っている

Don't stand, don't stand so            頼むからそんなに近くに来ないでくれ
Don't stand so close to me

Loose talk in the classroom            教室での明け透けなうわさ話
To hurt they try and try              傷つけようとわざと何度も繰り返す
Strong words in the staffroom          職員室では強い言葉で非難されてる
The accusations fly
It's no use, he sees her              もう抵抗しても無駄だ
He starts to shake and cough          彼女を目にすると震えと咳が出てしまう
Just like the old man in              ちょうどナボコフの(ロリータの)老人のように
That book by Nabokov

Don't stand, don't stand so            頼むからそんなに近くに来ないでくれ
Don't stand so close to me

Don't stand, don't stand so            頼むからそんなに近くに来ないでくれ
Don't stand so close to me
                             (訳責:44love)

 70年代、80年代のイギリスのバンド、PoliceのリードボーカルのSting(スティング)は、英国北部の都市、Newcastle Upon Tyneで生まれ、教員養成大学を卒業後、2年間、Newcastleの小学校の教師をしていました。ですからこれはSting自身の体験に基づいている訳ではないようです。

 私が高校の日本語講師をしていた時は全員が女子生徒でした。。
 しかし、まったく楽しいことやドキドキすることはなく(苦笑)、私の長年の家庭教師時代を含めた中で、最悪の教員生活でした・・・
 理由は、高校で日本語が選択科目にあるというくらい、おそらく地域の公立学校で一番レベルの高い学校だったわけですが、彼女たちが選択科目で日本語を選んだ理由は、「何だかエキゾチックだから」、「なんか面白そうだから」、、という安易な理由で、大学入試の資格試験にも何の関係もない、まったく西洋言語と違う日本語を、誰もまともに勉強しようとはしなかったのです・・・orz
 数か月たっても、「あいうえお」すらまともに覚えようともしない生徒たちを前に、私は半年で講師の職を降りさせて頂きました・・(苦笑)

 え、、!? 私の教え方の問題じゃないかだって、、、!?
 私はビジネススクールでも講師をしていましたが、そこの生徒たち(半年後に日本に研修に行く有名企業のビジネスマン、ウマン夫妻)は、日本語を全く知らない状態から、わずか1か月で簡単な読み書きや、会話ができるようになりました! 要するに真剣さ、切実さの違いですね。



 私が教えていた生徒たちの後輩たちです。
 こんな生徒たちを相手にしてもちっとも楽しくなかった・・・(苦笑)
 教育は、学ぶ姿勢のある生徒たちに教えるのが最良ですね。



 その頃、私が通勤に使っていた車がこれ。



 シトロエン2CVベースの空冷2気筒エンジンを載せるために設計された車に、プジョー205GTi用の1.6L、インジェクション、スポーツエンジンを載せた化け物マシーン。
 今回の私のチョイスに似ていますね(笑)
 この車については、また、後ほど、、、(笑)

*注) 英国の労働ビザは簡単に取れるものではありません。私の場合は別の職種やその他の
  事情で例外的に許可された稀有な例だと考えて下さい。学生ビザで渡英した場合、労働は禁
  止されています。また、海外の日本語学校の講師も簡単になれるものではないということを念
  のために付け加えておきます。
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Posted at 2012/07/15 18:36:08

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この記事へのコメント

2012年7月15日 19:37
>私が高校の日本語講師をしていた時

えっ、そうだったんですか~!初耳です(笑)
コメントへの返答
2012年7月15日 20:08
こんばんわ。

私も色んな所で色んな職業をやってきました・・・(苦笑)

まだまだ経験していないことが多すぎる・・・orz
2012年7月15日 20:08
海外に住んでみたいですねぇ。

いいなぁ。
コメントへの返答
2012年7月15日 20:10
どうなんでしょうか?

私もこんな人生で良かったかどうか・・

でも、もう後戻りはできません・・

次に生まれ変わった時は地元で堅実な人生を歩みたいです・・(苦笑)
2012年7月15日 20:11
向かって右3人までは・・・許容範囲!(笑)

何でも同じですが・・色々と理屈や理由を捜しても
ようはやる気がどれだけ有るか!なんですねェ

でも~イギリス人が一カ月で!・・・見直しました(爆)
コメントへの返答
2012年7月15日 20:16
tkさん、児童保護法でタイーホします!(笑)

イギリス人もやる人はやるんです!

・・・一部の人だけですが・・(苦笑)


しかし、あの時代、90年代初めまでは世界中が「日本を見習え」の時代でしたね。。
今は、「日本みたいになるな」の時代です・・
2012年7月15日 20:33
すいません 
わたしの英語のせんせーになって
私を1ヵ月で女子高生と話せるようにしてください
ギャラはセンセーの巡業のお手伝いについていきます
コメントへの返答
2012年7月15日 20:37
wagさん、淫行未遂でタイーホします!(笑)

そうねぇ、あと20年若ければ考えたんだけど、、(爆)
でもwagさん、若作りで男前みたいだから頑張って! 自助努力で(笑)

きれいな未婚の女性を連れてくるなら英語だけは教えますよ(笑)
2012年7月15日 21:02
いや~参りました<m(__)m>
日本語講師されてたんですね~♪
しかも、1か月でマスターさせちゃうのですから♪

僕なんぞは頭が悪すぎて授業が苦痛で、もう勉強したくないから、早く高校を卒業したかったです。
そして、左程受験勉強しなくても『楽に入れる』大学(当然、授業料は高いと思われる)へ入って、『遊び呆けよう!』と、目論んでましたが・・・・
当たり前ですが、両親から『そんな風では金は出せない!』と叱られ、就職することになりましたね~(滝汗)
ヨーロッパは憧れますね~♪・・・・ただそれは・・・・ガツガツ働かなくてもよい、休みが多い、老後は働かなくても『ハッピーリタイア』出来るという点に憧れているのですよね~!僕は・・・・(汗)
コメントへの返答
2012年7月15日 21:25
日本語講師ぐらい大したことないですよ(苦笑)、、って世界中の講師の方、ごめんなさい・・m(_ _)m

1か月で覚えたのは生徒の頭が良かったからです。講師の私も驚きました(笑)
驚いたとともに、自分の不甲斐なさを、、、(フランス語とかドイツ語とか、スペイン語とか覚えるチャンスあったのに、、orz)

マジレスしますけど、高卒で就職した方が良かったですよ。製造業で良い会社(待遇とか給与とか)に就職できているのは、ほとんどが高卒の方々です。そして、日本は学歴間での給与所得格差のない唯一の国ですから。。
ヨーロッパに生まれるなら、家柄のいい、頭のいい、教育熱心な知的な家庭に生まれて、大学(基本的に国立大学しかありません)を出てください。そうすれば夕方7時には家に帰れてそれなりの収入が得られる職に就くことができます。
そうでなければ、、、
2012年7月15日 21:17
いつもながら、感動のブログです♪

Policeは、高校・大学と
青春時代の友でした。

最近、聞いていないので
また聞きたくなりましたよー。

ところで、ロンドンって
いつも曇っているイメージですが・・・

写真では、晴れていますね(笑)
コメントへの返答
2012年7月15日 21:30
いえいえお粗末さまです。。

私は高校、大学と青春時代がなかったので、、、

Policeも大学生になってから聞きました。。
高校時代は音楽さえ聞く気になれなかったものですから、、、

ロンドンの写真は1枚目だけですよ~。
曇ってます・・(笑)

英国も時には晴れ間がのぞくこともありますが、、、30分後にはにわか雨が降ってきます・・・(笑)
2012年7月18日 7:06
これが公立高校の校舎ですか!
ここで学べる生徒さん達、先生もうらやましいです。
英国の労働ビザ取得の難しさと言えば、日本人サッカー選手のプレミアリーグへの移籍話が出る度に話題になりますよね。

The Policeと言えば中学生の時の1983年に「Every Breath You Take 」の大ヒットで知り、過去のアルバムもYOU&Iでレコードを借りて聴きました。
高校教師の歌詞、スティングの実体験ではないとすると妄想なんですかね(笑)

シトロエン・ヴィサはボロボロの角目のイメージでした。
赤でGTIグレードの丸目、これでロンドンの街を飛ばしたら粋ですね!
フランスの小型車は205CTIの5MTを昔に所有したことがありますが久しぶりに乗ってみたいですね、あの感触・・・
コメントへの返答
2012年7月18日 22:40
こんばんわ。

いま振り返ってみると、確かに立派な校舎でした。実は当時はあまり意識していませんでした(苦笑)
ビクトリア時代から20世紀初めまでの建物は天井が高く、5mくらいはあります。
このPoliceのPVに映っている建物も天井が5mくらいあるように見えますね。
英国のビザはメチャクチャ厳しいです。当時某F1ドライバーの下でイギリスで走っていたレーシングドライバーと友人だったのですが、彼は入国でうまく英語で説明できず、入国拒否されたそうです(本人談、笑)

VISAや205CTI、あの頃の車は軽くて良かったですね。現地のレンタカーでクリオや207によく乗りますが、あの頃の軽快感はいまのミニカーにはありません。衝突安全性対策のためでしょうか。。
2012年7月22日 16:17
ポリスの販促動画は、低予算なのに印象が強いのです。ほぼ同時期のホール&オーツの動画も同じ印象があり、好きです。ポリスは演奏にしても「予算を掛けなくても良いものが出来る」という凄い例だと思っています。1981年頃に日本で売れていた「パラシュート」というバンドのキーボード奏者で、その後に編曲者として知名度を上げた井上鑑がポリスのことを誉めていたことを思い出しました。

このビザ、写真だと左ハンドルですが、右仕様もあったのでしょうか。

ところで不思議に思っていることのひとつに、外車の整備のしにくさ、があります。私の車の面倒をみてもらっている自動車修理工場の社長は外車も診るのですが、国産と違って作業に時間がかかると言っています、その費用を時間で換算するとしんどい、とのこと。外国の修理屋さんは、なぜやっていけるのか不思議です。
コメントへの返答
2012年7月22日 20:02
初コメ?有難う御座います♪

そうですね。PoliceのPVは他の曲のやつでもスキー場のロッジの横で演奏してるだけとか(笑)、スタジオみたいなところで演奏してるだけとか(笑)、ともかくお金は掛かってなさそうです(笑)
ホール&オーツのも確かにすごく簡単な演出のビデオだった気がします。。
って言ってますが、当時はMTVとかを見るのが嫌いで、これらはここ15年ほど、国際線の機内で見たPVの話しです。(笑)

はい、私が乗っていたVISAはRHDです。
当時、RHDが出ていなかったのはE30のM3とデルタ・インテグラーレくらいで、あとはポルシェでもフェラーリでもランボルギーニでも英国で走ってるのはすべてRHDです。
私はWrongside drive(反対側運転席、間違った側に座っての運転、笑)が嫌いで、日本でも英国でも、ポルシェでもシトロエンでも全部RHDしか乗っていません。

日本車に比べて欧州車の整備性の悪いのは聞いたことがありますが、欧州ではそれが当然と思っているし、また欧州のマニュアルワーカーの給与水準は日本ほど高くないので、手間もかかるけど時給も安い、ってことでやってるのではないでしょうか?
ちなみに当時(20年以上前)でもシトロエンはちょっとした部品もASSY交換で、解体屋から外してこないとずいぶんお金がかかりました。
2013年9月26日 23:51
ここはケンブリッジ?一度しか行ったことないが。
こちらはオックスフォードの近くの村でした。友人は今もバーミンガムに住んでます。ピアッツアは別の友人が日本で乗ってました。(^O^)/
コメントへの返答
2013年9月27日 2:52
いや、England北部の街ですよ(^^)
私はこの仕事の前に、自動車関係の仕事をフルタイムで1年ほどしていました。毎日特急電車か特急バスで片道1時間通勤していましたよ。

ケンブリッジやオクスフォード、私も観光では行きましたね。
北はスコットランドの北端、西はLandsend、東はNorforlkまで、英国各地の都市や地域の大半は行きましたが、バーミンガムは用事がないので行ったことがありません・・ 私がいた頃は、何だか治安がアレなような都市だったような・・(^^;

英国も私が住んでいたTVチャンネルが4つしかなかった時代に比べて、ずいぶん変わりましたね・・

プロフィール

「2週間の仏伊各地出張帰国後、翌々日に高度発熱(><) いつものような(ハード)スケジュールだったんだけど、加齢による体力抵抗力減退を実感します・・」
何シテル?   06/03 23:03
44loveです。よろしくお願いします。 年間の大半を出張している旅商人です。年間数万キロを欧米日でレンタカーで運転しています。自分の車は年間5000km...
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