いまから10年以上の前のある日。
ホテルから顧客に行く途中に道を間違えて、こんな場所に出くわしました。
何度も通っている道の交差点を直進せずに、なぜか右折してしまったのです。
そんな道で見かけた景色。
おもわず、「はっ」となりました。
この景色、その10年ほど前に、ドイツで最初のお客さんに当時の上司と共に連れて来て頂いた修道院跡。
その後、あれはどこだったのか、場所も覚えていないし名前も知らないし、ずっともやもやしていたのです。
その後、その方は早期リタイアで引退し、私はその方の会社での定年お別れ会に招かれて、その方の同僚の前でスピーチさせて頂きました。
そんなお世話になった
元お客さんに最初に連れて来て頂いた場所。
偶然場所を見つけたのですが、別の顧客への訪問予定があるので、間違えて来た道を戻って、お客さんを訪問しました。
お客さん訪問後に、ホテルに帰る途中、この場所に戻ってきて約10年ぶりに場所を確認して、訪問しました。
10年ぶりくらいに訪れたこの場所。ドイツ南部のBaden-Württemberg州、Stuttgartのある州の南部にある12世紀に設立された修道院跡のようです。
13世紀から15世紀にかけては南ドイツで有数の修道院になったそうです。
Bebenhausen宮殿の最後の居住者、Württemberg王国の最後の王、Wilhelm 2世と王妃Charlotteは、毎年秋にこの宮殿で2週間を過ごし、多くのゲストをもてなしたそうです。1918年に起こったドイツ革命により、Wilhelm2世とCharlotteは、広大なStuttgart宮殿を追われ、余生をこのBebenhausenで過ごしたそうです。
1683年のベーベンハウゼン。城壁に守られた都市です。
1813-14年のBebenhausen。狩りの風景です。
時計台のある修道院の建物。
歴史のありそうな複雑な時計。
城壁とそれにつながる城門の塔。
城内の石畳は13世紀ごろからのものでしょうか。
Bebenhausen城内の模型。19世紀か20世紀ごろの模様でしょうか。
城内にある木組みの建物。
ここを2回目に訪れたのは10年以上前。その10年ほど前に、ドイツの最初のお客さんのご夫妻に、上司と共に案内して頂きました。
そんな当時の風景を思い起こしながら、この小さな場内を巡りました。
つづく・・
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旅のスナップ | 日記
Posted at
2021/09/09 18:59:15