土曜日に3回目のワクチンの
ファイザーを接種しました。
おかげさまで翌日になっても
副反応は無く元気です。
そこで、前回紹介した
セローのFブレーキを
モデファイすることにした。
冒頭の写真は今回交換する
YZ250F用フロントマスターと
スウェッジラインのホース ♪
・・・
89年式のセロー225は
やはりフロントブレーキが
弱点だと思う。
キャリパーは単なる
片押しの1ポッドだが
でもそれ以前に ?
残念ながらマスターシリンダーが
いまいちなのだ (*μ_μ)イヤン
・・・
ノーマルマスターの場合。


エア抜きをキッチリやって
このストロークですが
握る途中のフィーリングを含め
効き具合には不満がありました。
中間域があまりもダルな感じで
フルに握ってもロックは至難の業。
・・・
それでは
モデファイを開始します。

本来はここまで
外さなくて良いのだが
理由は最後に書きますね。
まずはYZマスターを仮付けして
ブレーキーランプの配線を行う。

ノーマルはカプラー式だけど
途中で切断して新規配線と
ギボシで接続します。
このマスターはレーサー用です。
なのでブレーキの配線は
最初から付いていません。
という訳で、実は
購入先タンデムさんの
加工品を使っています。
ニッチなニーズに応えてくれて
どうもありがとう (笑)
・・・
次はスウェッジラインの
メッシュホースを取り付けます。


バンジョーボルトの角度が
絶妙なのには感心した。
取り回しは問題ナシ ♪
それもそのはず
こちらは私の89年式
セロー225専用品なのです。
そういう意味では
古くてもメジャーなバイクって
融通が利くから頼もしい。
さて、フルードを入れて
エア抜きをします。


ご覧の通りシリンジで
引っ張るとエアが出てくる。
エア抜きバルブを閉めて
ニギニギして、また解放する。
それを5回ほど繰り返すと

ホース内の気泡が無くなって
エア抜き完了です (*´ω`*)
・・・
純正とYZ250F用の
マスターを比較してみた。

手前の純正マスターは
ボルトでマスターシリンダーを
単に押しているだけ。
一方のYZマスターは
押し棒の先端がボール状で
受け側も球面の皿状なのだ。
さらにレバー角度調整とは
別体になっている押し棒が
垂直にピストンを押している。
つまり、レバーを握る力が
繊細かつストレートに伝わるのね。
・・・
ブレーキの変化を
確認する為に近所を走ってきた。

今回のマスター変更により
ピストン径は11mmから
9.5mmへ小さくなっている。
そのせいで若干レバーの
ストロークが増した代わりに
少ない力でブレーキが効く。
ぶっちゃけレバーに触るだけで
結構な初期制動を感じられた。
しかも、あれほど握っても
ロックしなかったのに
指一本で、それが可能という
ミラクルが起きました (笑)
・・・
では最後に
こちらの作業を行います。
走行距離の少ない
中古メーターに取り換える。
でも距離偽装ではありません。
今のメーターのトリップが
空回りしてリセット不可に・・・
どうやら内部の歯車が
欠けたみたい (汗)
それにしても33年前の
美品メーターが出るなんて
ホント驚きです。
生産台数が多いからか ?
セロー恐るべし (・Δ・;)ヾ
・・・
すいません、長くなりました。

ではそこまでして
何を言いたかったのか。
それは、もし古いバイクを
自分で直すならメジャー車種が
お勧めということ (*´人`*)
おやおや ?
一人で感心している
エイジングを見て

ずっと近くで見ていた
ウチのタマちゃんも
あまりのマニアックさに
ビックリなのです (爆)
おしまい。
Posted at 2022/03/14 01:30:31 | |
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ヤマハ セロー3RW1 | 日記