今年も例年通りゴールデンウイークの予定は無く、「何が悲しくて、休みの日にわざわざ人混みに揉まれに行かにゃいけンのか!」と強がりつつ、YouTubeへ動画の投稿をしていたのですが、それも一段落してしまい、「さて、何をするべかなぁ」と思っていると、これまた例年通り『相棒』から、「ゴールデンウイークに休みが取れたので、ツーリングに行こう」とメールが届きました。『元プロ』はお仕事との事なので、「せっかくだから、モタさん(XR100モタード)で林道に行きたい」と返事をしました。
『相棒』から指定されたコンビニに到着すると『相棒』のバイクは無く、でも、コンビニ内に『相棒』が居ます。「?」と思って理由を聞くと「瀬戸内しまなみ海道の原付道を通ってみたいので、知人からスクーターを借りてきた。」との事(爆)
愛媛県今治市から広島県尾道市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)」は高速道路(では無く、自動車専用道)ですが、基本的に瀬戸内しまなみ海道は島民が移動する為の“生活橋”なので(だと思っています)、歩行者や自転車、原付用の専用道が併設されています。愛媛県と広島県は自転車愛好家へこれをアピールして地域振興に役立てていますが、この原付道を利用すると、二輪車で3,650円(ETCで1,750円)のところが510円で通行できるのです。…その分、時間は掛かりますけれど。(平成25年4月1日から、10円の橋が無料になり、500円になりました。)
私も、瀬戸内しまなみ海道をクルマやバイクで通行する度に、原付道を通行しているバイクを見掛けて気にはなっていました。
早速、今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山へ行きます。
「原付なのに、なんで自転車ターミナル?」と思われると思いますが、瀬戸内しまなみ海道の原付道の料金所は、人が居らず料金箱に投入する「真心朝市」方式なんです(笑) なので、お釣りがでません。(し、無賃通行する事もできますが…) 料金体系は、50円、100円、200円なので、予め50円玉を大量に用意しておけば問題は無いのですが、こちらの自転車ターミナルでは、原付にも使えるチケットを販売しているので、それを購入しておけば、お釣りの心配をする事無く旅をする事ができます。
今回の目的は、尾道市で「尾道焼き」を食べる事でしたが、ただ、やっぱり、原二で13時間300キロは、疲れました(苦笑) まあ、単に行って帰ってきただけでは無く、色々と寄り道をしたからでもあるのですが。
でも、自動二輪と違って原二だと、速度も3割減くらいなので、その分景色も堪能できますし、原二の手軽さから寄り道もしやすく、「原二ツーリングも良いな」と思いました。
「瀬戸内しまなみ海道はサイクリスト・自転車愛好家の聖地になっている」と、県や市の広報やマスコミの報道等で聞いていました。確かに、各島には、ピッチピチのパンツを履いたロードバイクや荷物を積んだ本格派から、観光でレンタサイクルを借りてます風な普段着のカップルや家族連れ等「自転車が次から次に沸いている」状態でした(笑)が、それに負けず劣らず、原二バイクも沸いていました。(4stmini系の爆音も、それなりに居ましたけれど…) 案外、瀬戸内しまなみ海道は、「原二の聖地」でもあるのかなと思いました (^_^)
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2013/05/06 11:41:13