端末をXperia XZに切り替えて3ヶ月が過ぎました。
最初はデジカメ性能に気が行ってましたが、本製品のもう一つのウリであるオーディオ性能にも目を向けてみることにしました。
RX-8を全く返してもらえないのでやること無いんですよ。。。(預けたのは2月半ば!)
今回はXZの性能というよりは「ミュージック」アプリの性能を確認した、といったほうがいいかもしれません。
使用したのはオーディオテクニカの古めのヘッドホンATH-AD7。(17年モノ!)
再生周波数は30000Hzということで、一応超高音にも対応している模様です・・・。
曲はmoraで買った曲とかWMPでCDから録音した曲とかを使いました。
曲を再生した瞬間、音の拡がりがスゴイです。
これがDSEE HXの威力か!(・∀・)スゲー!
とは思いませんでした。
確かに響きがすごくて、キレイな音に聞こえるんですが、定位感が無くて作為的なんですよね・・・。
で、設定を確認すると「自動最適化」がオンになってた。
コイツが効くとイコライジングとリバーブがかかるようです。
オフにするとマトモに。
DSEE HXもオン・オフを繰り返してみると、コチラは明らかにオンのほうが良いです。
量子化軸方向と周波数方向の両方が伸びているのが判ります。
イコライジングのような量ではなく、質がちゃんと変化しています。
具体的には低音は丸みのある感じに(ドン!がドゥン!に)なり、また、響きが自然になりました。
高音は抜けが良くなり、気分の良いサウンドに変化します。
音質的評価の高い「NEUTRON」と聴き比べてみたところ、繊細な「ミュージック」、骨太で明瞭感のある「NEUTRON」といった感じで、甲乙つけ難い・・・。
DSEE HXの効果に頼らないNEUTRONが互角に戦ったということは、XZのハード的な音質性能のレベルが高いということなのかもしれません。
さらに究極の比較対象として、据え置き弩級オーディオとも比べてみましたが・・・、これは無謀でした(;´∀`)
とはいえ、ポータブルオーディオとしては十二分な性能であります。
今回はハイレゾ曲をもっていないので従来品質の曲だけでしたが、それでも「いい音」を実感できました。
特に手持ちの音源が「ミュージック」で擬似ハイレゾ化できるのは大いに魅力です。
思わずハイレゾイヤホンが欲しくなりますねー・・・( ´∀`)
圧縮オーディオ(特にエンコードのまずいMP3)の台頭で業界は死んだと思っていましたが、いつの間にかソフトもハードも音質が劇的に良くなっていました。
また、こういう形で「いい音」への欲求を引き出すというのはマーケティングとしても成功していると思います。
現に10万超えの超弩級ポータブルプレーヤーを出せたりするんですから、離れていた高品位オーディオ機器への興味を引き戻していると言えるんじゃないでしょうか。
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Posted at
2017/04/06 03:10:35