先日、既存の楽曲データをハイレゾ化して書き出せるソフトが発売になった話を目にしました。
一般的に言って、こういうソフトって大抵似た機能を持ったフリーソフトが存在するんですよねー。
で、探したらやっぱりありました。
10年以上前から複数存在したようです。
そのなかで現在も入手可能で、しかも使い方の解るソフトを手に入れました。
「Upconv」
それがそのソフトの名前です。
製作者は日本人で、操作系が全部日本語なのが非常にありがたいです。
面倒なのは、MP3を直接コンバートしようとするとLAME.exeが、FLACを同時に作るにはFLAC.exeをそれぞれインストールフォルダーに入れておく必要があるところか・・・?
ちなみに自分の環境ではサイズの大きなMP3ファイルがなぜかコンバートできず、別途WAV化してから行う必要がありました。
しかし、ここで「そもそも論」が頭をよぎります。
「イマドキのプレーヤーって、大抵アップコンバート機能が付いてるから意味がないのでは?」
そこで本当にそうなのかを確かめてみました。
幸い手持ちのXperia XZにはハイレゾ化機能DSEE HXがあります。
これと比較してみました。
用意したのはUpconvでアップコンバートした
①24bit 176.4kHz
②24bit 88.2kHz
③設定をチューニングした24bit 88.2kHz
そして
④素のMP3ファイル 16bit 44.1kHzにDSEE HX
使ったヘッドホンはこの間も登場した17年モノのテクニカのヘッドホンです(;^ω^)
で、聴き比べてみると、それぞれに差が出ることを確認できました。
一番良かったのが③。
各楽器がきちんと分離して、立体感が出ています。
この設定のまま176.4kHzでコンバートすればもっと良いことがありそうな気もしますが、80kHz以上の超音波が手持ちのヘッドホン(再生限界30kHz)に意味を成すのか不明なので敢えてやってません。
残念賞は④。
広がり感は出ている感じですが、他のフォーマットに比べて明瞭感が後退しています。
何かが加えられているような感触。
②と③では自然さに差が出ました。
細部をツメられるならやったほうが良いということですね。
①は広がり感が一番あった気がしますが、喧騒などに埋もれてしまうレベルだと思います。しかし自宅などでゆっくり聴く分には良いのではないかと。
やっぱりハイレゾ対応ヘッドホンが欲しいですねー(;^ω^)
というわけで、Mullerの耳にはDSEE HXよりもUpconvで前処理したほうが音は良かった、という結論に達しました。
これを有効活用したいところですが、残念ながら据え置きプレーヤーがこの手のフォーマットに対応してないんですよね(´・ω・`)アンプとスピーカーは対応してるのに。。。
久々に日本橋の中古オーディオショップでも覗きに行ってみようかな・・・?
<RX-8が返ってこないと一向にクルマの話題を上げられません。いい加減返してください・・・゚・(つД`)・゚・>
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Posted at
2017/04/14 02:16:00