お互いモヤモヤで終わった2024年地方選手権SBKクラス。
の、解決策として企画された勝手に第9戦@オサムファクトリー!
大阪万博で舞洲が使えなくなって、今年から泉大津フェニックスです。
事前にSBKクラスメンバーで集合して現地に向かったのですが会場への入口が分からん!!!
近辺を何周かぐるぐるして他のエントラントが入っていくのを見て理解しました。
よく見ると旗が立っていたのですが、こんな感じで気付きませんでした(;´Д`)
ということでお馴染みのエントラント。
ミキティ選手は当日まで音信不通だったので参加しているとは思わず、でも久しぶりにレギュラーメンバー勢揃いとなりました。
で、とりあえずテントを立てようと思ったのですが、あまりの風に諦めました。
ガードレールを利用して風よけスペースを確保♪
これが結構いい感じだったんですが、その後まぁまぁの勢いで雨が降ってきやがりました。さらに若干の個体混じり…我慢できず車内に避難(;´Д`)
それでもしばらくしたら晴れてきました!
とは言ってもこの時くらいでほとんど曇りでしたが。
せっかく雨が降ったので、早速タイヤテストを開始します。
フリースペースはいつもで自由に走れまして、シンプルな定常円と8の字の2つ。
逆にテストにはもってこい。待ち行列の少ない定常円でやっていきます。
まぁ定常円と言っても、少し傾斜のついた路面にパイロン3本立っているだけです。
ギアは2速で40km/hくらい。路面は舞洲に近く、まぁまぁタイヤへの攻撃性があります。
まずはシバ新280。ハーフウェットで路面温度は10℃
自宅から転がしてきただけなので、まだ皮も剥けていない状態です。
右回りから始めて、途中で左周りに切替え。
終始薄いアンダーが出る感じですが、コントロールはしやすいし、全くどうにもならん状態ではないです。確かに低温特性は改善されています。
早々に引き上げて次は期待のR1R
コンディションはほぼ同じ。全くのド新品。
ですが、走り始めて明らかに手応えが違う!!!
いいじゃないか、R1R。天地ほどの差では無いですが、明らかにアドバンテージありです。
次に急いでZⅢに交換(リアはR1Rに)
これは今年主にリアで使ってきたのでそこそこ使用感はありますが、比較的状態は良いです。
感触的にはシバ新280以上、R1R未満という感じ。
ですが、走行後のタイヤの温度も先の2つは10℃ちょいでしたが、今は30℃弱まで上がりました。路面が乾いてきた影響のようです。
そういう意味ではシバ新280とどっちが良いか微妙な感じ。
ということでまた急いでシバ新280に戻す!
うーん、感触はあまり変わらず薄いアンダーは出ます。
先程より若干グリップも上がりましたが、ZⅢと大差は無い感じ。
戻ってきてタイヤも30℃弱でした。
アンダー感があるのは、シバだけ175のせいかもしれません。
R1RとZⅢは165なので、面圧が高いのが良い方向に効いているのかも?
そのままのタイヤで続けてセッション練習です。
1,2速のショートテクニカルセクションを走り込みます。
フロントにきちんと加重をかければ不満のない感触ですが、いい加減な運転をすると明らかにグリップが下がります。
その辺りは以前のシバタイヤと同じ特性と感じます。
その後1時間半空けて2回目のセッション練習。今度はR1Rです。
路面温度は15℃近くまで上がって来た事もありますが、明らかにグリップがいい!
定常円は純粋な横Gでしたが、コースを走るとまた違います。
定常円の時に比べると一層手応えがあります。
ただ走り回っていると途中でグリップ感が落ちてきました。
パドックに戻ってタイヤの温度を測ると40℃ほどでした。
中低温とウェットに限定して使う方が良さそうです。
個人的に低温路はR1R圧勝という結論です。
次は夏含めてリアで使ってみて、相性が良さそうならZⅢはお払い箱かな…
あとは冬と夏の切替え温度域の見極めですね。
25~35℃辺りでどのタイヤのパフォーマンスが良いかも見極めが必要です。
そして真夏に165の71RSか、175のシバ200か。
この辺りも比較していきたいです。
でもまぁ、コースや路面で結果は変わるだろうし、中長期的に比べていく必要はありそうです。何事も決めつけは良くないです。
もちろん車や駆動が変わればまた結果は違うので、本記事は自己責任で参考にしてください。異論・反論・苦情は一切受け付けません。
と言う事で午前の部終了!
休憩を兼ねてオリンピア食堂のお昼♪
さて、そして午後の部。
勝手に第9戦の開幕です。
本来この気温であればタイヤはG/2Sを使うのですが、まるわら選手はもうG/Sしか持っていないという事なので、私もG/Sにしました。
まぁそれでも駆動的にはこちらにアドバンテージがある(はず)
走行前のタイヤウォームエリアもありますが使用禁止とします。
ちなみに今回はツイントライアル形式。
いや、1ヒート目と2ヒート目でコースが変わるなんて…大丈夫だろうか…
大丈夫じゃなかったですorz
なお1コーナーは派手にアンダーが出ますが、スラロームでタイヤが暖まって意外とG/Sでもなんとかなります。
カプチーノは立ち上がりに苦労していたみたいです。
ちなみに今回まるわら選手と走行順が1つ違いの予定でしたが、偶然にも同時出走になりました👍
チャンピオン争いに相応しい最高の演出!
それをK5選手がスマホで撮影してくれていました!めっちゃええ仕事する!
上が1ヒート目、下は2ヒート目です。
車が小さいのでYoutube画面推奨です。
音声は2ヒート目だけにしてあります。
ちなみに今回クラウチングスタートだったんですが、まるわら選手上手すぎるやろ!(いやフライングちゃうか?)
私も若干マージン取りつつも、そんなにタイミングは悪く無いと思うんですが、動画で見ると明らかにタイミングは違います。
でもまぁこのくらいハンデですよ、ハンデw
そして結果は…2位orz
優勝はまるわら選手(オーバーオール)でした。
私は総合で15位。2桁かいな、しょぼーんやな…
いや、ブリーフィングに遅れてしまったせいか全然知らなかったんですけど2本の合計タイムで順位が決まるそうです(;´Д`)
でもまぁ単発ではオーバーオール達成でした。
くそっ、今日はこれで許しといたるわ!(ノД`)
本日のタイヤ達。
アンダー出るまでシバキ倒したので結構ボロボロです。
でも納得のデータが採取できたので満足です。
ちなみにクラス順位は以下のとおり。
1位まるわら選手
2位がんま
3位K5選手
DNFミキティ選手
結果シリーズポイントは有効6戦として以下のとおり。
まるわら選手(107P)
がんま(110P)
K5選手(81P)
ミキティ選手(46P)
なんとかチャンピオンの座は守れました!
…が、やっぱりなんかモヤモヤする~w
第10戦やります?