さて、いよいよ決戦の日。
予報では午前は曇り、もしかしたら午後から降るかも…
という感じでしたので、1ヒート目に全集中力を使ってタイムを残します!
そしてコースの方が予想通り最後に270度が追加されました。
最悪360度を覚悟していたところ、進入規制も無いターンなので最小限のロスでいけるか!?というところ。まだ天に見放されていない。
しかし予想に反して開会式が終わった後からポツポツと降り出し、1ヒート目には完全ウェット。
昨日余命宣告された2年落ちのゼスティノではちとキツい。
皇帝改めKAZUYA選手(今回はイジリなしw)は前日2ヒート目に皮むきの完了した新品ZIII。
まぁ最悪は、
わいさん選手(R1R)と
いけし選手(71R)に託して、私は保険のつもりで。
と言っても手は抜かず、出せる最高のタイムを叩き出すべく攻めます。
基本攻略はコーナーを小さく最短ラインで曲がって、横Gが抜けるまでアクセルは我慢してフル加速!からのフルブレーキ!タイヤは縦だけ!これだけです(;´Д`)
そして1ヒート目。
いきなりS字の出口でフロントがダーと逃げて2輪脱輪…orz
しかし今回アウト側の脱輪は基本取りません、との事だったので信じて復帰。
やはりフロントグリップは信用ならんと思いつつ、各コーナー出口ではワタワタしながらも出し切ったおかげか、ご褒美に270度が回れてほぼロスなし?
僅差でトップタイムでしたヾ(*´∀`*)ノ
しかしすぐ後ろにKAZUYA選手、続いていけし選手。
いけしさん、通勤用ヴィヴィオでいきなりこのタイム!昨日は三味線引いてました?
わいさん選手は色々やらかしてしまったらしいです…
ケータリングはガッツリ行きたい所ですが、間違いなく2ヒート目もし烈なヒネリ愛になるので控えめに…滑って欲しくないのでダートラ枠まで行きませんでした(^^;
そして食べ終わる頃には雨も止み、予報を見ても恐らくこのまま…
はい。完全に仕切り直しです。
仕方がないので軽量化を兼ねて洗車してみました(汗)
綺麗になったのでがんばるぞー(棒)
雨は上がりましたが路面はまだウェットのまま。
先のPNクラスは軒並みタイムアップしていますが、上げ代とタイヤからして、こっちはそれほどタイムアップできない感じ。
そしていよいよと出走待ちをしていると、
やっせんぼ選手がPN2クラス優勝!
待機列まで来てくれて優勝パワー注入してくれました!
おかげでモチベーションMAX!!
疲れも吹き飛びました!!
基本攻略は変更なし。
残念ながら前走のわいさん選手といけし選手はタイム更新できず。
こうなったらミスを徹底的に排除していくだけ!と臨んだ2ヒート目。
ターンはダメでしたが、それでも自身のタイムを1.6秒上げて自己のベストタイム更新!
残り2選手の出走を待って…………
無事優勝!!!
しかしウェットなので1ミスあったらひっくり返ってました。
良かった…疲れた…1本勝負のつもりだったので余計疲れた…
まぁ今回タイヤを言い訳ぽく書いていますが、本当なら状態の良いタイヤを持ち込むべきで、それができない環境・状況・財力も含めて実力です。
その気になればできる事をやらないのは自分のせい。
某偉い人が、
「用意できた道具で競い合うのがモータースポーツ」
と言いましたが、まさにその通りと思います。
新品タイヤを用意していたらもっと確実に勝てたかもしれない(まぁ逆にミスが増えて落ちた可能性もありますが)
姫路の最終戦でKAZUYA選手に勝てたので、このままでもいけるか!?と自分で判断した結果です。
ラジアルは街乗りで減らないし、競技で使う予定もほとんど無いし、ゼスティノもなかなか減ってくれないし、遠征費もあって出費を抑えたいと、天秤に掛けて購入はギリギリまで悩んでいたのですが、結局買わないと決めました。
まぁその読みが結果的に合っただけ。運の部分も大きかったです。
例年であればこの状況なら買っていたと思います。
なので来年は悩まずにタイヤを買える環境を作れるように努力します。
また昨年の
JAFカップ新千歳をこのタイヤで走っていなければ今回の結果は無かったと思います。
あの時はお手上げでしたが、分かっていれば何かできたかもしれません。
そういう意味でもやはり色々な場所で、色々な条件で走っておくことはとても大事だと改めて感じました。
さて、これでKAZUYAさんとは今年度2勝2敗。勝負は引き分けです。
また来年お手合わせできればと楽しみにしています。
そして来年に向け、またSタイヤに戻ります。
だいぶラジアルに慣れてしまったので、キッチリ切り替えしないと…多分当面は怖くて乗れないかと。
それにもう姫路でラジアルを使う理由も無いですし、抜かりなく用意できるしw(ぉぃ
疲れましたが、充実した遠征でした。引き出しも少し増えた気がします。
そして今回B1クラスで各地区からこれだけ台数が集まったのも初めてだと思います。
B1クラスは車もタイヤも駆動も排気量も様々なところが面白いです。
コースや天候で有利・不利は出やすいですが、そういう所も含めてワンチャンあり、逆に厳しさが自分の成長になったりします。
同クラスの皆様、お互い成長してまた再戦できる日を楽しみにしています。
(〆につづく)