予備エンジンのミッションは一旦こっちに置いておいて...
JAF CUP公開練習でブローしたエンジンを先にバラしはじめました。
もしプロに修理を依頼するとしても、こっちを先に見ておいた方が都合が良いので。
とりあえず、状況確認で圧縮だけ先に測ってみよう、ということで、セルモーターにバッテリーを繋ぎ測定。
ちなみに基準値(RS/Z)は12.0kg/cm2で、下限値が10.0kg/cm2になります。
ワークスR仕様のため若干ローコンプですが、まぁ大差は無いでしょう。
写真は左から1番、2番、3番です。
1番はかなり下がってます。
2番は・・・・・・・・ありませんorz
3番は低いですがダメージは無さそう。
ブロー直前はどれもこんな感じでOH時期だったんでしょうね。
作って5年のエンジンだったので、まだ大丈夫と思ってました。
ノーマル車両を10年としても、B車両ならエンジン寿命は5年くらいを目安に考えるのがいいかもしれません。
とりあえずシリンダーヘッドを外すには、ヘッドカバーとオイルパンを外して、サイドカバーを剥ぐ必要があるので、まずは補器類(補機類?)を外して、インマニ・エキマニからバルブの状態を確認します。
外す分にはボルト類を緩めるだけなので予想以上にサクサク進みますね(^^;
水や油の処理だけで、他は何も考えなくて良いので気楽です。
エキマニを外しましたが、こっち側はバルブが見えないです。
次にサージタンクを外したのでインマニ側から確認してみましたが、、、
2番シリンダーのバルブの片側が完全に閉じません。
バルブシャフトが軽く曲がっているようで、途中までは閉じるのですが、この状態で止まりました。
これが圧縮の無かった理由...orz
オイルパンを外してみましたが、腰下に見えるようなダメージ(金属片など)はありませんでした。
以前クランクメタルを殺った時はオイルパンの中が旋盤の切屑みたいなので一杯になっていて笑ってしまった記憶がありますが、今回は静かなものでした。
あとはタイミングチェーンとカムも外して、いざヘッドを...と思ったのですが、台車の上に置いた状態で29N.mを緩めるのに難儀して、時間切れという事もあり、後日に持ち越しにしました。
ガレージは狭いので、外した補器類はアルトの屋根の上ですw
とりあえず、今回の教訓は...
B車両は定期的に圧縮チェックしておけ!
ですw
Posted at 2016/11/30 23:57:56 | |
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