待ちに待った練習会。
やっとゼスティノが試す事ができました。
事前の街乗りではエア圧を変えると結構ハンドリングが変わりました。
2.5kだとめっちゃ軽いのに、2.3k、2kと下げるほどに明らかに舵が重くなります。
RE71Rに比べると剛性感も思ったよりソフトな感触だったので、ちょっと期待はずれ?
と思ったのですが、いつもの道で普段以上に小石がフェンダーに巻き上げるので、コンパウンドの食いつきは良さそうです。
ちなみに当日の朝は雨でしたが、走行時間には雨もやみ、午前中盤まではウェットのテストができました。
走行前にテクニカ社長に聞いたところエア圧は上げすぎず、2kまでが良いとのこと。
と言う事は、やはりケース剛性はRE71Rより高いのか?
ただカチッと感が劣るのはブロック剛性か?
とりあえず2.1kから2.0k、1.9kまで下げて行く方向で試してみました。
最初の走行はいつもの調子でスタートすると4輪とも盛大にホイルスピン!(笑)
とは言ってもそこは4駆なので、それでもちゃんと前に出て行きます。
出てすぐ左なので、おつりや揺り返しで振られるか?と少し用心したのですが、予想に反して嫌な反応は無し。
2コーナーはウェットで滑りやすい伊藤工業。
思ったより感触が良いので勢いよく行ったら、進入でリアがおもいっきり流れてしまい、カウンターをあてましたが十分持ち直せる…扱いやすい…RE71Rだったら確実に回ってました(^^;
と言う事で、遠慮無く(ヤバくない)コーナーは突っ込んでみましたが、非常にコントローラブルです。
モーターランド鈴鹿でK川さんに借りた時はもう少し限界が低かったのですが、新品だからか良い感じでした。
パドックに戻ってタイヤに触れてみましたが、感じるほど暖かくはなっていませんでした。
まぁ、さすがにウェットではSタイヤのようには行かないか…(笑)
次にエア圧を2.0kに、その次に1.9kに下げて良くなっていきましたが、路面コンディションも良くなって来ているので、どちらがどれくらい影響したのかは判断しにくいところ。
ただドライになってくるとタイヤもかなり発熱していました。
ショルダーの接触面も↓な感じで、ほんまに2.0kでいけるんやなぁと肉眼で確認(笑)
フロント
リア
リアは十分コントローラブルなのでそのままでしたが、本当に表面しか触ってないので、もう少し下げてもいい感じはします。
後日リアを中心にもっと色々試してみたいです。
結局午前は07RKで4本走って終了。なかなか楽しかったです。
ゼスティノの社長から聞いたのですが、限界を超えてから踏んでいってもまだ美味しいところがあるタイヤとのこと。
確かに普通車用はドリフトを前面に押し出しているので、そういう特性も頷けるところ。
滑り出してもそこそこグリップ感はあるのでコントロールし易いのだと思います。
午後もまだまだ07RKで走ってみたいのですが、やはり比較もしておきたいので次はRE71R。
走り出してすぐ分かりのは、やはりカチッとしたフィーリングの良さ。
あー、やっぱりこれ好きだわ。と思いつつ、改めてグリップの高さも実感します。
が、滑り出す瞬間が分からないのと、滑ると手の付けようが無いのが難点です。
一応スピンは免れましたが、やはり滑り出す瞬間がわからん!
本当はきちんとタイムを残して比較してみたかったのですが、さすがに腕の未熟さで色々やらかしてしまい、厳密に数字での比較は出来ませんでした。
ただ部分的にLAP+で比較してみるとほぼ同等なので、後は乗り手次第かと。
どちらかと言うとフィーリングの違いで好き・嫌い、得意・不得意が出るレベルと思います。
個人的にはやはりRE71Rが減速から舵を入れて行く時の感じが好きで、楽しいです。
07RKはブロック剛性の影響か、もう少しマイルドな感じで、懐は広いけど、舵を入れる瞬間の「ココで!」という感触が少し曖昧に感じます。
雰囲気的にはディレッツァとRE71Rの間の感じで、でもどっちかと言うとRE71R寄りか…
何よりディレッツァのようにエア圧パンパンにする必要もなく、エアの調整幅も取れるので、なんか美味しいポジションに入ってきたなーと言う感じ。
これでタイヤが減ってきて、ブロック剛性が出て来るとちょっと面白い事になるかも…
それにドリフトを考慮して設計されているとなると、熱が入ったり、タイヤが減ってもグリップが落ちなければ、もしかするともしかする感じです(笑)
とりあえず、夏場にタレないか試してみたいのと、また減ってから低温路やウェットでも試してみたいです。
その辺が期待に応えてくれるなら、RE71Rからスイッチしてみる価値はあるかと感じました。
現状ではフロントRE71R、リア07RKが私的ベストマッチのような…(ダメ?
その後、もう少し07RKを試したい気持ちもありましたが、了さんにも使ってみて欲しくてSタイヤに変更。
安定安心のSタイヤ。走っていて大きなやらかしもしない。
あー、やっぱりSタイヤは楽しいわ!という再認識でした。
ちなみに07RKとのタイム差はLAP+比較で1秒強でしたが、後半ラインがずれているのでもうちょっと開くか、という程度です。
感触的には圧倒的にSタイヤなんですけど、思ったほどタイムが変わらなかったです。
冬場にこれって事はやはりちょっと期待してしまいますよね。
さて、もうちょっと頑張って減らさないとーw
すっかりタイヤネタばかりになってしまって書きそびれたケータリングネタ。

手作りでどれも美味しかったです。
ごちそうさまでした~♪