駐車場の車を少し見学して、会場に入ります。
この公園は入場料は無料。駐車場が1台1050円でそれが入場料代わりになります。
自宅の比較的近所にあるのですが、今回初めて訪問しました。
当日は快晴の土曜日。
菜の花畑の向こうに富士山がきれいに見えます。
安物スマホのカメラではきれいに撮影できません(><)
目視で見たほうがずっと大きくてきれいに見えます(^^)
入場してまず目に付いたのは、青いレーシングカーみたいな車。
ロード・ゴーイング・レーシングカーか?
ダラーラ・ストラダーレ
ダラーラの創業者、Giampaolo Dallaraが制作し発売した公道を走るレースカー。
1980年代後半からのF1マニアだった私には、Dallaraというとパッとしないレーシングコンストラクターというイメージしかなかったのですが、ジャンパウロ・ダラーラの経歴を見ると、1950年代にミラノ工科大学を卒業したスーパーカーとレーシングカーを設計したスーパーエンジニアでした。
2017年発売のダラーラのスーパースポーツ、ストラダーレ。
レーシングカーの様なカーボンモノコック。
車重855㎏に、フォーカスRSと同じ、フォード2.3L、DOHCターボ、EcoBoostエンジンをチューンした400馬力、51kgmエンジンを搭載。ミッションは6MTか6AT。
価格は2300万円。オプション込みで3000万円弱でしょうか。
ダラーラ・ストラダーレ。
スタイルは完全なレーシングカーですね。
スーパースポーツカー、3000万円払っても限定生産なのでもう手に入らないかな?
1967‐70年まで発売されたトヨタの伝説のスポーツカー。
2L、L6、DOHC、150馬力、18kgm、337台が生産されたそうです。
現在の希少価値で高騰した価格は軽く1億円を超えると言われていますが、
当時の価格で238万円。現在の相対価格だと2000万円弱とのこと。
2000万円弱というと、超高額車が多い現在の感覚ではそれほど弩級のスーパーカーでもない気がしますが、1960年代終盤の日本の自動車産業の立ち位置を考えると、すごい車だったんだろうなと思います。
そんな私は、当時、何も知らずにトミカのシルバーの2000GTのミニカーで遊んでいました。
かっこいいクーペスタイルで、当時の一番のお気に入りでした(^^)
ところで、このクルマの展示でかなり気になることがありました。
推定1億円以上の価値のスーパークラッシックスポーツカー
Please do not touch と表示されていますが、
この写真の男性、この1億円のスーパーカーにもたれ掛かっています。
おそらくこのクルマのオーナーさんだとは思うのですが、貴重な展示車に触ってもらいたくない表示をしているのに、衆人の前でもたれかかっているのはどうでしょうか?
事情が分からない子供の見学者や外国人が、展示車には触ったりもたれ掛かったりして良いんだ。と勘違いさせる元にならなければいいのですが・・
以前、ミュンヘンのドイツ博物館自動車館で、貴重な展示車にはしゃいで触りまくっていたいい歳をしたロシア人親子がいたのを思い出しました。
やはり民度は1日にしてならずだなと感じました・・
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街角の名車たち | 日記
Posted at
2023/12/21 00:07:14