機能第一！なメーター

　トゥインゴのメーター、最初は「なんだかエキゾチック（？）なメーターだな」と思った。国産車の綺麗にデザイン、装飾がなされたメーターに慣れた目には、電車の運転台か原発の制御盤にでもありそうな簡素な表示に違和感を覚えたのだ。実際、このメーターはサンバーのオドメーターと同じような構造になっていて、かなりシンプルなものだ。異なっているのは、サンバーのは数字が黒く表示されるのに対し、トゥインゴは数字がオレンジで背景が黒いということである。
　しばらく使っているうちに、視認性という点ではおそらくこれがベストな構造だということがわかった。文字が発光して背景が黒いとくっきりと見えるし、照度を落としてもよく見える。これだけなら普通の透過光式や自発光式と差は無いのだが、トゥインゴのは、太陽光がメーターに当たってもはっきり見える。あらゆる状況ではっきりくっきり見えるし、目に無用の刺激を与えない。このメーターをもっと多くの車種で採用してほしいと思うほどだ。
　ところで、サンバーのメーターには照度調節が標準装備である。照度調節は夜間走行で視界確保に役に立つ。これも、もっと多くの車種で採用してほしいものである。
　
運転日報（トゥインゴ）

天候：晴れ
積算走行距離：７３４０キロ
走行条件：市街地・郊外一般道
乗員：１～２名