今年もこんな画像が頻繁に登場する季節になった。この写真は朝のもので、寒い夜中のうちに新雪が積もっただけだからまだよかった。スノーブラシでさっさと雪を払えばすぐにスタートできた。問題は夜である。日中少し溶けた雪が凍結しているから、ドアもガラスも凍りついていてバリバリと剥がしてやらないと動けない。フロントガラスとワイパーも凍りつき、解氷スプレーをかけても氷の表面を流れるだけで効果がない。結局水温が上がるのを待ってデフロスターで溶かし、スクレーパーで削ぎ落とすしかなかった。
話はまったく変わるが、筋トレと冷水シャワーをすると夜寝つきがよく熟睡できる気がする。体温が低下して睡眠に適した状態になるのではないかと思われるので、体温を測定して筋トレと冷水シャワーの効果を見てみる。
実験をした室内の気温は11℃。一般的な室温設定と思われる。その部屋でシャツとパンツだけという軽装で過ごしていた実験開始時の体温は36.4℃。こちらも一般的な平熱である。そこから、30分間筋トレをして、筋トレ終了から5分後に体温を測ると、なんと35.7℃に0.7℃も低下している。
続いて冷水シャワーを浴びる。浴室の窓は開けてあるので外気温0℃の風が入ってきておそらく5℃前後の室温である。だから、水道水をそのまま浴びても冷たいという感覚はあまり無い。むしろ痛いような、痺れるような感覚である。頭と体を洗ってすすぐのに最小限の水しか使わないのでシャワーは10分もかからず終了する。体を拭いて5分後に体温を測ると34.7℃に、さらに1.0℃も大幅に低下した。
その後、暖房を入れて室温を18℃に上げて、30分過ごして再度測ってみると34.9℃とほとんど上昇していない。皮膚に近い部分だけが冷えた可能性あるので口内でも測ってみたが、脇下+0.6℃の妥当な数値を示し、筋トレと冷水シャワーにより体温が1.5℃程度低下することがわかった。
よく「ぬるめの風呂にゆっくり入ってリラックスして副交感神経を優位にし、体温を下げて眠りやすい状態にする」という方法を耳にするが、筋トレと冷水シャワーにより体温を下げることによっても同様の効果が得られるということである。ぬるめの風呂を用意するのと掃除するのに手間がかかるのに対し、冷水シャワーは手間いらずである。忙しい現代人には後者のほうが適していると思う。
Posted at 2013/12/29 00:28:04 | |
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