• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

素浪人☆のブログ一覧

2021年09月07日 イイね!

ドナドナ

ドナドナ 無事3台のトレーラーの車検時牽引車として役目を終えたので、Keiの退役が決まった。車検時にはちゃんと牽引車の登録がされているか車検証でチェックされるので、適当な車で牽いて行ってはいけない。登録されていないとどうなるかは未確認であるが、「出直してこい」になると想像する。

 ETCやドライブレコーダーを外し、夏タイヤとアルミホイール(スズキ純正)、4ナンバー化の際に外したシートやシートベルトを積み込んで準備完了。どこからともなく「ドナドナ」のメロディーが流れるような気がする。雨水が入り込んでいるのか(サビ穴だらけだし)、室内が酷く黴臭い。マスク無しでは5分で肺が腐りそうな臭気なのだ。

 車が錆びやすい東北、北海道では車齢10年前後の「低年式車」の購入はお勧めしない。機械的な寿命より、サビにより使用期間が決まってしまう。今回のKeiは10年で購入して14年まで使ったが、たった4年のためにかけたメンテナンスコストもそれなりに嵩んでいるので、安く購入しても「安上がり」には済まない。それなら、保証がしっかりつく新車で買っておいたほうが、安心して乗れてよいと思う。中古車でしか買えないような特殊な事情(MT必須とか)がない限り、新車購入がお勧めだ。

 それにしても、良い車だった。シートはレカロだったし、何より「軽自動車で軽トレーラー牽引実験」の初号機だった。普通の乗用車のボディ+ターボ+MT+4WDという「最強の組み合わせ」は今は新車で手に入らない。そして、今後も手に入るようにはならないだろう。買おうと思える車が少なくなり、新車情報にもめっきり疎くなった。「世の中はいつも変わっているから 頑固者だけが悲しい思いをする」って歌詞が中島みゆきの中にあったように思うが、正にそのとおり。
Posted at 2021/09/07 23:00:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | Kei | クルマ
2021年08月25日 イイね!

放置は有害

放置は有害 Keiのブレーキ、どうも効きが悪いのでホイールを外して見てみた。
 ブレーキディスクにパッドがきれいに当たっていないらしく、表面がザラザラしている。ブレーキパッドもピストン側が異常に減っていて、対向側はほとんど減っていない。キャリパーがうまく動いていないようだ。これは錆が原因と思われる。写真でパッドの裏のピストンの辺りにサビサビの物が挟まっているが、これは何なのだろう。原型がわからないくらい腐っている。

 半年間放置するような使い方をずっとしていたために、ブレーキ周りのサビがとんでもないことになっている。長期間保管するには屋内の乾燥した環境に置かないと、問題が発生するようだ。ロサンゼルスのガレージにでも入れて置けば長く保管できるのかもしれないが、仙台でしかも雨ざらしでは駄目だ。



 お約束のボディ錆も発生している。この車は以前吹き付けるタイプの防錆処理を施されているようだが、その防錆処理がひび割れ、隙間に入り込んだ水分がボディを腐らせ穴が開いている。この種の防錆処理は「しないよりマシ」程度の効果しかないと思う。メーカー製造の段階で、亜鉛メッキ鋼板を使うとか、接合部のシーリングをしっかりするとか、インナーフェンダーを設けてスクラッチと水分を防ぐなどの対策をしないと、後から吹き付けただけでは十分な防錆効果を得られない。



 前のブログ記事で取り上げたヒッチメンバー付近の床下。スペアタイヤの下の床にストレスがかかり、裂けてしまっている。丈夫なフレーム様のものはなく、ペラペラな鉄板のプレスだから、無理もない。



 車体にかかる負荷を受け止められるようなフレームはリアアクスルより後方には存在しない。床も壁もプレスされた鉄板1枚である。もともと牽引フックすら無くボディ後端にストレスがかかることは想定されていない。ヒッチメンバーを付けても、負荷は最小限にする必要がある。

 この構造を見て、1980年頃までの軽自動車は、フロントも鉄板1枚のペラペラな構造だったのを思いだした。衝突試験なんて一部の海外メーカーしか積極的に宣伝していなかった頃の話。軽自動車はなおのこと、安全性は軽視されていた。今は(前面衝突に関しては)大分良くなっている。後突に関しては試験や基準がないが、あまりボディ後端に近いところには座らないほうがいいと思う。
Posted at 2021/08/25 17:45:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | Kei | クルマ
2021年08月24日 イイね!

これはダメなやつ

これはダメなやつ トレーラーに100kg程度の荷物を積んでKeiで牽いていたら、車体後部から「メキ、メキ」というような、薄い鉄板が繰り返し曲げられて裂け目ができたかのような音が聞こえる。



 あ、これ、ダメなやつや。

 スペアタイヤを外して確認してみると、スペアタイヤ下のフロアに裂け目ができている。ヒッチメンバーはラテラルロッドの取付部があるクロスメンバーに2か所、スペアタイヤ下にある車両運搬時用のU字フック(けん引フックではない)に1か所の3点で支持されている。強度のある部分がそこしかないのでやむを得ないのだが、そこから長い腕を伸ばしたような形でヒッチボールが取り付けられている。なので、テコの原理でフロアに強い曲げの力がかかる。錆びて強度が落ちていたことも相まってついには裂けてしまったようだ。

 鉄板は、破壊の前にそれらしい音がするので危険を察知しやすい。そこまでわかっていて牽引を続けて事故を起こすのは愚の骨頂である。残念ながら、Keiでトレーラーを牽引することはもう無理であり、退役の時期だと言わざるを得ない。最後にもう何回かクロスカブを持って遠出したいと思っていたが。

 やっぱりヒッチメンバーはサイドメンバーのような強度がある所に最低でも4点で支持しないとダメなようだ。
Posted at 2021/08/24 16:56:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | Kei | クルマ
2021年08月18日 イイね!

未練

未練 もうすぐ車齢14年に達するKei、あちこちガタが来ている。エアコン使えない、ブレーキジャダー、床に錆穴、最近ではウインカーが突然作動しなくなり、その後自然に直ったが今でも「カチカチ」音が小さくしか鳴らない。そろそろ「潮時」という感じである。

 しかし、走行距離はまだ7万キロちょっとだ。エンジンが一番調子良い時期だ。この年式のBターボはWORKSと同じエンジンを積んでおり、出力が高く良く走る。トレーラーを牽いて高速を走っても余裕がある。そして何より、Keiという車種の完成度の高さだ。軽量で操縦しやすく、室内空間も必要十分で、寸法の割には乗り心地や走行安定性も良い。MTを自分で操作して、ターボのトルクでグイグイ押し出すように走れば「軽」であることを忘れる楽しさがある。

 まだ手許に置いておきたい。しかし、保険料や税金は1台分余分にかかってくるし、どこか壊れれば修理費がかかる。ボディのサビは特に問題で、これは部品交換では直らない。足回りの部材もサビサビなので、そのうちポッキリ逝くかもしれない。そろそろフルレストアしないと安心して乗れない状態になりつつある。歴史に残るスポーツカーや高級車ならともかく、ただの軽乗用車(個人的には歴史に残る名車だと思っているが)をそこまでして維持する余裕はない。そろそろ処分、が常識的な結論だ。

 うーん、でももったいないような。カブを積んで「親亀子亀ツーリング」できるなんて、とても便利だし。2台積んで2人でツーリングも余裕だし。軽トラックだけになると遠出は大変だし。悩む。
Posted at 2021/08/18 22:27:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | Kei | クルマ
2021年03月26日 イイね!

車庫入れ

車庫入れ Keiの後部ドライブレコーダーを下に向けたらトレーラーの連結部、慣性ブレーキのあたりが写ることがわかったので、録画からその動作を観察してみた。すると、慣性ブレーキは通常のブレーキではまったく作動していないのがわかる。急ブレーキじゃないと作動しないというのは今までの認識どおりである。

 それはともかく、Keiのヒッチがガタがあるというのか荷重で上下に動いているように見える。ヒッチメンバーが取り付けられている床は腐食が進んでいるから、強度的に不安がある。ちょっとジャッキアップしてチェックする予定。

 ついでに車庫入れの様子を動画にしてみた。3倍速なので、実際は6分もかかっている。前輪の切れ角が大きい軽トラで牽いているときは半分くらいの時間で車庫入れできる。

Posted at 2021/03/26 12:47:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | Kei | クルマ

プロフィール

「[整備] #クロスカブCC110 エンジンオイル・フィルター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/122990/car/2840570/7766651/note.aspx
何シテル?   04/26 15:59
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。大型、牽引、二輪など各種免許を持ち、バス、トラック、タクシーなどの乗務経験が...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/4 >>

 1234 56
78910111213
14151617181920
2122 2324252627
282930    

リンク・クリップ

交通安全環境研究所 
カテゴリ:自動車
2008/11/12 23:05:56
 
NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構) 
カテゴリ:自動車
2007/08/11 21:37:42
 

愛車一覧

ダイハツ ハイゼットトラック SHIN TB2号 (ダイハツ ハイゼットトラック)
SHIN TB2号機
スバル サンバートラック TB1号 (スバル サンバートラック)
新コメント:TB1号は高機動型で要請に応じて先行出場し、状況把握、適用機材の選択、開発、 ...
ソレックス マルチトレーラー TBトレーラー1号機 (ソレックス マルチトレーラー)
我が家のトレーラー導入初号機。 仙台ナンバー管轄で事業用軽貨物トレーラー初号機。 幌ウィ ...
ホンダ クロスカブ CC110 TB4号 (ホンダ クロスカブ CC110)
新コメント:TB4号は小型の機材で渋滞や狭い路地などに潜航し活動することができる。TB4 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation