
10月初めから仙台と秋田の二か所の寝床に段ボール防災ベッドを設置してその中で寝ている。秋田の最低気温が1桁になってきたので、ベッドの目張りをした。中は暖かいのだが、隙間風が気になる。特にハッチの部分の換気口から冷気が入ってくる。10月初めは夏のような気温だったのでそのままにしていたが、快適性アップのために気密性を上げることにした。
2週間以上使ってみての感想は、なかなか快適である。せんべい布団で寝ていたときのような起床時の背中の痛みもないし、掛布団の重みもないからだ。外の騒音も低減してくれるし、光はほぼ完全に遮断しているので、中にいると今何時なのかまったくわからない。それでも、体内時計は正確で、毎日7時間睡眠で目が覚める。ベッドの中が快適なので、早く寝たくなるが、きっちり7時間で自然に目が覚めるので、早起きになってしまった。
これならば、非常時だけでなく、周囲の騒音や光が気になる場所で寝たい場合に通常のベッドとして使うことも可能だと思った。特に冬場は暖房を切って寝ることができるので光熱費の節約にもなるだろう。普通は呼吸する空気の冷たさで目が覚めてしまうのだが、このベッドは自分の体温と呼吸で加温、加湿された空気を吸うので鼻が冷たくならない。どれくらい低温に耐えるのか、今後もモニターを続けるつもりである。
Posted at 2019/10/17 21:33:51 | |
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