Keiが14万キロに到達した。珍しくキリ番の撮影に成功した。
先週ハノイに出張したときに作った銀行口座のインターネットバンキングとデビットカードがやっと使えるようになった。銀行で口座を開き、後日デビッドカードを受け取るまではスムーズにいった。しかし、その後電話で使用開始手続きをするのが大変だった。ベトナムのコールセンターの英語がベトナムなまりで非常に聞きづらく、その上オペレーターにより言うことがバラバラだったりして(ベトナムではいつもの事だが)悪戦苦闘していたのである。
ベトナムは、就労するのに英語力が要求されない国として知られている。就労ビザ(労働許可証)の支給要件に英語力が入っていないし、求人でも「日常会話程度」などと甘い条件が書かれていることが多い。実際、ベトナムで働いている日本人で英語ができない人をよく見かける。何か用事のときには日本語ができるベトナム人を通訳で連れていくし、仕事では日系企業とばかり付き合っているから日本語でOKなのだというのだが・・・。
日本語でOKなところと付き合っていると、生活コストが高くなる。ベトナム語も英語もできなければ、それは周囲とコミュニケーション不能ということで、コミュニケーション能力を補ってくれる何かにいつも追加のコスト負担を強いられる。コストさえ負担すれば大丈夫かといえば、日本語でOKなはずの日系企業に行ってみたら日本語のできるスタッフが外出中とか欠勤とかもう辞めちゃったとかで英語しか通じないという事態はざらだ。今回も「日本人医師と日本語ができる看護師のいる病院」で健康診断を受けたら、日本語対応は最初の受付だけで、あとはずっと英語で話すベトナム人医師と看護師で検診を進めなければならなかった。「確かに日本人はいるけど、あなたに対応できるかはわからないからねw」というのがお約束なのである。
ビザの要件からすると確かにベトナムは英語力が要求されない国かもしれないが、それでも入国後に英語を習得する必要があるというのが正確なところである。しかも、ベトナムなまりの英語は慣れるまでかなり聞き取りにくい。海外就職でベトナムを検討している人の参考までに・・・。
Posted at 2014/09/25 19:59:49 | |
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