スプラッシュのマイナーチェンジの内容が明らかになり、新型はエンジン・ミッションが刷新され燃費が向上、ESCも標準装備になった。これまで散々述べてきたスプラッシュの弱点が改善されて、新型スプラッシュこそ理想のコンパクトカーになったと言えそうだが、私にとってはどうもそうではない。というのは、「やっぱりMTにしとけばよかった」という思いが日増しに強くなっているからだ。
先日SMARTクーペに試乗した。これで変速機の種類については主要なものすべてを運転してみたことになる。MT、AT、CVT、DSG、そしてSMARTのような自動変速MT(?)を運転してみて、結論としてMT以外のミッションは「MTよりも運転操作が簡便である」以上のメリットは見出せなかった。そして、「MTの操作は別に煩わしくない」私には、「ATに乗る理由はない」となってしまう。これは、欧州で多くのドライバーが示している判断と同じものである。
それに、MTは燃費がよく、そのことは燃料価格が高騰するたびにかなりの満足感を与えてくれる。なんせ、MT車はそれを買うことに追加の出費は必要ないので、燃費がいい分は丸々浮いてくる計算だ。新型スプラッシュの燃費がいくら改善されたと言っても1割程度だろうから、現状14キロ代の燃費が16キロになるにすぎない。これは、MTのデミオやトゥインゴが19キロ走るのに遠く及ばない。CVT車を運転していると、小銭をばら撒きながら走っているような「なんかイケてない」感じがして、精神衛生上よろしくない。
結局、スプラッシュでなくてMTのBMWミニやルーテシア、カングー、カングービボップにすればよかったというのが正直なところである。これが車1台だったら鬱になっていたかもしれない(笑)が、基本的に妻の車だからよしとしよう。妻も「MTがいい」と言っているのがツライところだが・・・。
運転日報(スプラッシュ)
天候:晴れ
積算走行距離:4865キロ
走行条件:郊外一般道
乗員1~2名
Posted at 2011/02/24 22:46:41 | |
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