日曜日、相変わらずいろいろ用事があって午後二時まで家にいたが、「どっか走りに行きたい病」が猛烈に発症した。仕方なく(?)、FUTUREでHòa Bình水力発電所まで行ってきた。
Hòa Bìnhはハノイの西南西に80キロほど離れた街で、大きなダムが建設され、水力発電が行われている。ハノイからはずっと幹線道路で行けるので、手ごろなツーリングコースである。休憩含めて片道2時間かからない。1タンクの燃料で往復できる。
山に近づくと例によって断崖絶壁の水墨画のような世界である。
きれいな道で往復できるはずが、なぜかダートの脇道に迷い込んでしまう。わざとじゃないんだけど・・・。
ダムの堤にトンネルがある。ベトナムではトンネルはけっこう珍しい(建設中のものが多い)ので、子供をつれて来ると喜ぶかもしれない。
帰り道はとっぷり日が暮れて真っ暗な中を走る。125ccクラスのヘッドライトは暗いので、速度を抑えて慎重に走る。HID化を考えようと思う。家に着いたら7時半だった。
現行型FUTUREの長距離インプレ
この種の「カブタイプ」のバイクの中では最上級グレードだけあって、乗り心地、エンジン出力、計器類の見易さ、強力なブレーキ等、値段に見合った性能である。WAVE110との差はかなり大きい。片道100キロ程度の日帰りツーリングに使うには十分な性能である。
ただし、ヘッドライトは暗い。四輪車のバルブが55Wなのに対し、FUTUREは25Wである。ベトナムの路上には黒っぽい水牛がいるので、発見が遅れると事故につながる。HID標準装備にしてほしい。
気になる点として、シフトペダルを操作したときの反応が鈍いことがある。リターン式の普通のミッションなら、「カチッ」と瞬時にギアが切り替わるのだが、FUTUREのそれは「カッ・・・チャ」という感じでタイムラグがある。その間しっかりシフトペダルを踏んでいないとギアが切り替わらないこともある。シフトダウンはすぐに切り替わるのだが、シフトアップでそのような「間」を感じる。ミッションが馴染めば解消するのかもしれないが、頻繁に操作する部分だけに気になる。
燃費は期待通りに素晴らしい。60~70キロ/ℓは普通である。
Posted at 2015/10/26 01:17:00 | |
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