今日は朝から3000万ドンの札束握り締めて隣のおじさんと一緒に近くのバイク屋に行ってきた。在庫車を買うのでお金を払えばすぐに受け取ることができる。このへんはアメリカで自動車を買うのと似ている。車が先に来てナンバーはあとから付ける。ナンバーが付くまでナンバーなしのまま運行することになる。
店員と話をしていると、「隣のおじさんの名義で登録しますか、それとも外国人本人の名義で登録しますか」と聞かれた。今まで聞いた話では外国人のバイク登録は事実上不可能ということだったが、どうやら違うらしい。「外国人は登録手数料がベトナム人の倍かかるし、ナンバーが発行されるまで1ヶ月待たなくてはなりませんが、登録自体はできますよ」ということだ。迷わず本人の登録でいくことにした。3000万ドンを払い、納車整備とオプションの取り付けをお茶を飲みながら待って、1時間ほどで受け取ることができた。家に持って帰るとバイク置き場がレンタルバイク、妻のバイク、今度買ったバイクでいっぱいになってしまった。これではお手伝いさんのバイクを停める場所がないので、早くレンタルバイクを返却しなければならない。
購入車種は2015年型ホンダフューチャー125である。お店から乗って帰ったばかりなので走行距離は3キロ。納車時ガソリン代として6万ドンも取られたわりには三分の一くらいしか入っていない。こんなもんだろうか。
新車を買うと、ほとんど自動的にセットオプションを付けられる。フロントフォークのロック(ママチャリのロックのようなもの)、エンジンガード、ブレーキペダルの装飾カバー、ナンバーフレーム、ウインカー作動時のブザーがセットで5000円ほどだ。特に必要なものではないが、ベトナムのバイクは大抵これらが付いているので今回は付けておくことにした。定番の「ベトキャリ」は別途オプションで装着。エンジンガードは転倒時にクランクケースを守るためではなく、ベトナムでは裸足や雪駄ばきでバイクに乗る人がいるので足をやけどしないためである。
これがFUTURE125のいいところ、メットイントランクである。カブタイプでフルフェイスのヘルメットが収納できるのは珍しい。燃料タンクも4.6リットルでこのクラスの標準である3.5リットル前後よりも大きい。燃費性能も優れるので航続距離は200キロを軽く超えるはずである。
ナンバーが来るまでなんだか不安である。駐輪場などではナンバーで駐車料金を管理しているので、ナンバーがないとどうなるのだろう。一度乗っていって確かめてみようと思う。ナンバーが来ても外国人用ナンバーで「外国人です」と宣言しながら走る格好になるので、それもなんだか違和感がある。実は外国人用ナンバーには国籍まで番号で表示されるので、「日本人です」と宣伝しているようなものだ。日本人のイメージを傷つけないよう穏やかな運転をしないと・・・。
Posted at 2015/06/28 15:34:03 | |
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