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素浪人☆のブログ一覧

2015年03月31日 イイね!

難易度・・・高

難易度・・・高 今日は30分以上の停電があった。ベトナムが「先進国」ではないと認識させられるこの頻繁な停電は、ベトナム名物といってよいだろう。

 停電と並んで有名なのは、「横断の難易度が異常に高い」街の通りである。最初ベトナムに来た人が口をそろえて「困った」というほどである。街の通りには信号がなく、あっても壊れているか、壊れていなくてもまったく守られていない。横断者はひっきりなしに通過する車の群れの中に突入していくしかなく、とてもスリリングなアトラクションのようになっている。写真の中でも右側に西洋人の観光客がいて横断しようとしているのだが、ガイドが先頭を切って車の群れに突入しないととても渡れない。

 私のレンタカーの運転手は横断者を指差して「ベトナム人は死を恐れない」と笑っている。そして、決して横断者に減速したり停止したりしない。クラクションを鳴らしながら猛然とつっかかって行くのだ。こんな環境なので、はっきり言って歩いているよりバイクに乗っているほうがよっぽど気楽だし安全である。アフリカのサバンナと同じで、視野の広いもの(バイクにはバックミラーがある)、皮膚の硬いもの(バイクならヘルメットやプロテクターがある)、運動能力の高いもの(ダッシュ力が重要)が生き残る、過酷な環境なのである。

Posted at 2015/04/01 00:17:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | ベトナム | クルマ
2015年03月30日 イイね!

人間ABS

 ミニバスで3車線の国道を走っていたら、前を走る車が急減速した。こういうことはよくある。大抵は中央分離帯のフェンスを乗り越えて歩行者が強引に横断しているのだ。案の定、前方を横切る2つの頭が見えた。すると、一番右端のバイク用車線をサラリーマン風の男性が「SUPER DREAM」で追い抜いていった。タイミング悪く、目の前で横断歩行者とそのバイクが鉢合わせになった。

 バイクの男性はフルブレーキを掛けた。ベトナムの道路は例によって砂や泥だらけである。バイクの前輪がロックして大きく右に流れ、転倒するかと思いきや、ブレーキを緩めることで立て直し、また前輪をロックさせ、ブレーキを緩めて・・・という動作を1秒間に3,4回繰り返し、それでも衝突が避けられないと判断したのか、バイクを右に投げ出してくるりと回転しながら受身をとって停止した。歩行者が立ち止まったこともあり、バイクと歩行者の衝突は避けられた。

 この男性、なかなかの操縦技術である。パニックブレーキ時の前輪ロックは即転倒につながることが多い。いわゆる「握りゴケ」というやつだ。目の前に障害物がある状況でブレーキを緩める操作をすることは難しい。しかし、子供の頃から二輪に親しんできたベトナム人は自然に「人間ABS」の技術を身体で覚えるのだろう。

 そこまでの技術がない私としては「ベトナムのバイクにもABSがあったらなぁ」と常々思っているのだが、先進国でも中型以上のバイクにしか装備されていないので、当分先のことになりそうである。なので、転倒に備えて街乗りでもプロテクターフル装備のサウナ状態は続くことになる。真夏になったら本当に熱中症になるのではないかと心配なのだが・・・。
Posted at 2015/03/31 00:14:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2015年03月29日 イイね!

天気がいいと気分がいいね

天気がいいと気分がいいね 今日は天気がいいのでどこか郊外に出かけるつもりで、朝イチで用事を片付けに出かけた。ドライブレコーダー(GoPro)の位置を少し動かしたら画面はこうなった。前と比べると少し視界が開けた感じでメーター類の映りもよくなった。



 ベトナムのライダーはバイクに荷物を固定せずにただ乗っけている人が多い。また、スカートの女性は横向きにシートに腰掛けてしっかり掴まらずに同乗している。二輪は基本的に悪路でも上下にしか揺れないし、横GはかからないのでこれでOKなのである。それはそうなのだが、後ろから見ていてやはりヒヤヒヤする。

 街で見かけるヘルメットによく「Arai」や「SHOEI」にそっくりなロゴが貼ってある。しかし近くでよく見ると「Asia」だったり「Alpus」だったりで、ブランドのパクリのようなヘルメットである。これらのヘルメットは500円~1000円程度で売られており、本物の日本製ヘルメットであるわけがないのであるが、高級ヘルメットの代名詞として「Arai」「SHOEI」が認知されているということなのだろう。そうだとすると、本物のAraiヘルメットは盗難に気をつけないといけない。



 家の近くまで帰ってきたら何かのお祭りをやっていて、お神輿の行列が通りを占拠していた。こういうイベントは何の予告もなく(予告があるのかもしれないが言葉の壁でわからない)行われるので、渋滞の中に入ってから「しまった」となるのが常だ。今日はこのお祭り渋滞にしっかりつかまったので出かける気が失せてしまった。

 夕方になってベトナム語の先生(30代女性)がやってきた。見ると1980年頃のモデルのスーパーカブに乗っている。「このバイクは父親が30年以上前にサイゴンで買ったもので、長らく倉庫に置いてあったんだ。でも、コツコツ直して復活させた。冬の間は雨ばっかりだったので乗らなかったけど、天気がいいので乗って来た」と上機嫌である。ベトナムは、女性でも普通にこういうこと(古いカブのレストア)をやっているような国である。
Posted at 2015/03/29 22:33:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | ベトナム | クルマ
2015年03月29日 イイね!

どんよりとした空、ため池、そして赤い!

どんよりとした空、ため池、そして赤い! ハノイの風景は基本的にこんな感じ。灰色のどんよりとした空、緑がかったため池、そして看板類の赤。季節による色彩の移ろいはあまり見られない。日本の桜、新緑の鮮やかさを懐かしく感じる。

 この日曜日は珍しく好天に恵まれるようなので、どこかに出かけてみようと思う。郊外に出れば鮮やかな色彩に出合えるかもしれない。たまにしか見えない青空をめいっぱい楽しまないと。



 ローカル飯もおいしく食べられる幸せ。
Posted at 2015/03/29 01:31:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2015年03月25日 イイね!

決定打

 私が日本人扱いされないという件は何度かブログに書いてきた。日本のホテルでチェックインしようとしたら、フロントが前に並んでいた日本人には日本語で対応していたのに私にだけ英語で対応したり、留学先のパーティーで日本人のグループの中にいるのに初対面の日本人が私にだけ英語で話しかけたりといった経験があるのだ。本人はそんなつもりはないのだが、なぜか日本人に見えないらしいのだ。

 今日ベトナム人のスタッフに「素浪人☆さんはベトナム人だと思われていますよ。お役所の窓口や周りのベトナム人が『この人話しかけても答えないけどどうかしたのか』って騒いでました。首から『私は日本人です』って札でも下げといてください」と言われた。本人も薄々感づいていたのだが、私はどこから見てもベトナム人なのだそうだ。来て4ヶ月の割には食べ物や運転スタイルにしっかり適応しているのは元々ベトナム人だからなのか、それとも前世がベトナム人・・・?

 現地人にしか見えない外国人っていいのか悪いのか・・・。

 そうそう、運転免許の取得とバイクの購入は、ベトナムらしく超難航している。その面倒さ、理不尽さはすべてが片付いたときに整理してアップしようと思っている。その困難さと手続き者の落胆、絶望、悲嘆、怒りに満ちた執念のストーリーはそれだけで一本の「プロジェクトX」ができそうなほどだ。ベトナムではそのあまりの困難さ故、外国人は名義移転の済んでいない(違法)中古バイクを無免許(違法)、無保険(違法)で乗るのが当たり前のことになっている。その中で合法的にバイクに乗ろうとする者は、妥協を許さずおよそ解決不可能といわれた難問に挑む気高き挑戦者なのである(かなり大袈裟だが、これくらい言って自分を鼓舞しないとめげそうで・・・)。
Posted at 2015/03/25 23:05:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ

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「[整備] #クロスカブCC110 エンジンオイル・フィルター交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/122990/car/2840570/7766651/note.aspx
何シテル?   04/26 15:59
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。大型、牽引、二輪など各種免許を持ち、バス、トラック、タクシーなどの乗務経験が...

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