
バイクのオイル交換って何キロ毎なのか・・・サービスマニュアルを見てみたが全部ベトナム語で英語がないし文字が小さいので見づらい(つまり老眼)。FUTUREは4000キロ、WINNERは6000キロ毎、ただし新車時は1000キロで交換が指定である。水冷エンジンのほうが空冷エンジンよりもオイルが長く持つようだ。
ところで、ベトナムにはどうしてスポーツバイク(股にタンクを挟む恰好のやつ)がほとんどないのだろう、という疑問について少し考えてみた。一番大きな理由は、やはり、ベトナムにおいてはバイクは生活必需品であり、実生活の中で家族の皆が実用に使えるものでなければならない、ということだろうと思う。そのバイクは、クラッチ操作ができない身長150センチの奥さんでも運転できて、買い物を股の間(ベトキャリ)に積むことができ、街のバイク置き場にすんなり停められて、大人二人ないし大人二人+子供二人くらいは乗車できて、燃費がいい、スクーターやカブであるべきだ、となるのだろう。
もちろん、よそとは違うものを求める人はベトナムにもいるようで、そういう人は高級スクーターやスポーティーなカブタイプのものを買う。よそとは違っていてもあくまでスクーターやカブタイプであるという枠ははみ出さないのである。たとえば、ハノイで250ccのスポーツバイクに乗るというのは、東京でハマーH2を日常生活に使用することをイメージすると近いと思う。やってできないことはないが、どこへ行くにもその大きさを持て余すことになるのである。
それに、ベトナムではバイクの制限速度は70キロである。アップダウンのある国道のようなところでなければ、125ccでも動力性能に不満を感じることは少ない。速度が遅ければ、ホイールベースが短くて乗り心地が良くないことも、直立したポジションで空気抵抗が大きいことも気にならない。だから、それ以上を求めようということにならないのだと思う。
それでも一応、winner150はメーター読みで130キロは出るようだ。サスペンションの硬さはこの速度に対応するためと考えれば合点がいく。サスペンションの柔らかいWAVEは70キロを超える速度で路面のうねりに遭遇するとサスペンションが底付きして腰を痛めそうな衝撃をくらうから、大幅に強化する必要があったのだろう。
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Posted at
2016/06/28 23:40:22