
最近法人を作って個人でやっている事業をそっちに移管したのだが、社用車の扱いをどうするか決めかねていた。個人事業主のときは自分の車を事業用と自家用の使用割合を決めて経費を按分していたのだが、法人でそれをしようとすると個人か会社のどちらかの所有にして、使用するときは賃借するという形にするのか、その賃料は所得税の対象になるのかなど、何かと面倒そうなのである。何より、法人が使用者ということで車を登録してしまうと、自動車保険の等級が私個人のもの(最高の割引率になっている)にならず、新規契約扱いになってしまうので躊躇していたのである。運転者や使用状況が同じなのに、いきなり保険料が倍以上に上がってしまうのは割に合わないと思うのだ。
調べていると、どうやらこういうケースで悩む人は多いらしく、ちゃんと解決方法が存在することがわかった。詳細は割愛するが、その方法を使うと保険契約はそのままで、自動車にかかる費用(減価償却費、ガソリン代、保険料)を法人の経費として認めてもらえるようなのだ。保険会社にも問い合わせたが、その方法で問題ないらしい。そうできるなら、ちゃんとした社用車を買って、法人の経費として全部計上してもいいではないか。今のKeiはもう車齢15年で、客先に乗っていくのもちょっと恥ずかしいような有様なのである。
というわけで、「社用車を購入するなら何がいいか」という楽しい妄想タイムに突入する。以前の営業車だったプジョー308は理想的だった。運転して快適で気持ちよく、大人4人がゆったりと乗れ、荷物もけっこう積める。東北地方の営業車は高速道路を長時間走るような使い方をされるので、長時間高速走行で疲れないしっかりした欧州車はベストなのである。アテンザやアクセラの6MTディーゼルなんかもいいかもしれない。積載量重視ならルノーカングーなんかもありだ。MTもあるし。
また、社用車というと真っ先に思い浮かぶのは4ナンバーのバンである。プロボックス、AD、NV200あたりか。特にNV200は以前試乗に行くなどして気に入ったのだが、サイドエアバッグのような現代では必須の安全装備がないのが残念なところだ。
そのほか、スズキエスクードの1.4ターボ、ノートe-power、デミオなどWebカタログを巡ってきたが、よくよく考えると(考えなくとも)1年にひと月も乗らない日本の車に200万、300万出すのは極めてナンセンスである。今のKeiはコミコミ20万円で買った車で、税金も安いからとりあえず置いてある。ボロいけど、東京や大阪まで乗っていける状態には保ってある。これを法人の車にしておくのがいいだろう。お客さんを乗せるとき、荷物が多いとき、見栄を張りたいとき(笑)はレンタカーで適当な車種を選べばよいのである。
かくして、Kei続投はあっさりと決まった。最近妄想タイムが長続きしないのは年のせいか・・・?
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Posted at
2017/08/06 03:37:09