数年前のある秋の日・・
Paris南側の郊外、Barvizon(バルビゾン)の村の近くにある、森の中のホテルに宿泊しました。
入口から続く並木道・・
この森(公園)の中にホテルがあるのです。
駐車場から見える景色・・
当日私が乗ってきた車・・
数年前のレンタカーなのでナンバーはそのままにしてあります。
ルノー・クリオ・エステートdCi、クリオの1.5 Lディーゼルターボです。
フロントとリアのスタイルから見ると3代目クリオの後期型ですね。
Parisの郊外を100-200㎞くらい走るには十分なトルクとパワーの車です。
何の変哲もないスタイルですが、走りはしっかりしているルノーの小型車。
エステートなのでちょっとだけ荷室が長いです。
このホテル、実は顧客に一番近い世界チェーンのホテルです。
本当は地元のホテルの方が雰囲気も良いし食事も美味しいのですが、出張で利用するのは、やはりWebで予約が取りやすく、予約変更やキャンセルなどが容易にできる、世界的なチェーンホテルの方がどうしても便利なのです。
空港からParisの外側地域まで車で約1時間。Paris外周部から郊外の顧客まで車で1時間から2時間。渋滞がある場合もあります。
翌日の顧客との打ち合わせのために、出来るだけ顧客の近くに前泊したいのですが、何もない公園の森の中のホテルに宿泊する気が起きなかったのです。
レストランも食事場所も売店も自動販売機もないホテルに休日(日曜日)の夜に泊まって、空腹になっても近くに飲み物も食べ物も買いに出る店がないからです、、
この時は、ここまで来る途中のガソリンスタンドで、サンドイッチやバゲット、サラミや水を買って持ち込んだので、ホテルの部屋で晩御飯を食べましたが、やはり休日の夜の食堂は閉まっていて、たとえ平日で開いていたとしても、食事の選択の幅はほぼなかったでしょう。
ホテルのある公園の横には古い教会がありました。
おそらくこのホテルのある広い公園と森は、昔の邸宅の敷地だったのでしょう。
ヨーロッパでは、大きな邸宅や城の土地が公共の公園になっていることが多いのです。そしてその邸宅の敷地には必ず教会があります。おそらくこの教会は、邸宅の敷地が公共の公園になった時に、公園と分離されたのでしょう。
以前訪れた、イタリア、ミラノ郊外の
Monzaサーキット(この公園も顧客の近くにあります)。サーキットは国立公園の敷地内にあるのですが、サーキットの敷地内には、
かつての領主の小屋や教会だった建物の跡がありました。
バルビゾンの森の(比較的)近くの公園の中にあるホテル。
20年以上お付き合いのある顧客(1990年代に私が開拓した顧客です)の一番近くにある世界的チェーンホテル。やはり不便すぎるので、もう一度泊まることはないかも知れません、、(^^)
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ホテルの窓辺から | 日記
Posted at
2020/11/07 20:25:44