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2012年06月14日

買いそびれた車たち2

買いそびれた車たち2 買いそびれた車たちのつづき。

 1987年に最初の車、シャレードディーゼルターボを手に入れた。この車はリッター25キロ以上「普通に」走る超低燃費で、軽油はリッター60円だったからかなり安上がりにあちこちドライブできた。とても気に入っていたのだが、1年経たずに自損事故で全損させてしまった。

 次の車選びの候補に上がったのはまずはメルセデス190 2.5Dである。予算からかけ離れていようが、候補に上げるのは自由である(笑)。ディーゼルの試乗車が無いのでガソリンの190Eに試乗してみたら、国産車とは次元が違う乗り味に感銘を受けた。その頃の後輪駆動の国産車(クラウン、セドリックとか)は剛性が低いのに重たいボディでとにかく足回りがブヨブヨのぶかぶかだった。「自動車」と呼べるようなまともなボディ、足回りを持っているのはマツダの「廣島ベンツ」と呼ばれたルーチェくらいなもので、他はひどいものだった。このW201のハンドリングと乗り心地は今でも私が試乗評価の際の基準にしているほど強い影響を与えたものである。結局、190 2.5Dはディーゼルなのにターボが無いのはスマートじゃないと思ったのと、左ハンドルしか無いのが気に入らないのと、そして何より予算オーバーのため購入には至らなかった。

 そのほかに、国産の2リッタークラスのディーゼルセダンということで、いすゞフローリアン・アスカ、トヨタ・カムリ、マツダ・カペラを比較検討した。ちょうどバブル直前期で国産のこのクラスにはしっかりした良心的な造りの実用車が多数存在した。ここで比較した3車種以外にも、三菱・ギャラン、日産・ブルーバード、ホンダ・アコードなど選り取り見取りであった。その中でも加給器付のディーゼルエンジンを積んでいるということで、この3車種に絞ったのである。この時期、4WS、4WD、ABSなどの機構が出始めで、そういった機構を「売り」にしている車種が多かった。マツダのディーゼルエンジンにはPWS(プレッシャーウェーブスーパーチャージャ)という一風変わった加給器が搭載されていて、それに興味を持ったことから最終的にはカペラを購入した。買いそびれたアスカもよくできた車で、今でも「あの頃乗っておきたかった」と思うことがある。



運転日報(トゥインゴ)

天候:曇り 一時 雨
積算走行距離:31862キロ
走行条件:市街地・郊外一般道
乗員1~2名


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Posted at 2012/06/14 01:48:11

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この記事へのコメント

2012年6月14日 5:21
懐かしい車達の名前がずらりと出てきましたね~☆

ダイハツシャレードターボは、もりもりトルクであの頃は恐怖さえ覚える車でしたね。

反面FFの個性の強い車でしたから、山道では難しいこともありました。

ベンツ190は、あの頃売れていましたね。
街中でかなり見かけるようになりましたもの。

足まわりがぶよぶよは、かなり的確な表現だと思います(笑)
コメントへの返答
2012年6月14日 18:59
 その頃のシャレードは今の軽四よりも軽かったですから、1000ccでもよく走りました。自動車ではやはり「軽さ」はとても重要なんです。

 当時の後輪駆動車(大衆車よりはちょっと上のクラス)はターボ化でエンジンの馬力はあるけど運動性能や安定性が悪いので雨の高速でやたら事故っていました。怖い思いをした人も多いのではないでしょうか。
2012年6月14日 7:46
PWSなカペラは自分も欲しかったです。

そういえば自動車学校の教習車がカペラでした。

あの頃は色んなテクノロジーが凄く感じられ
ワクワクできた最盛期?でしたね…
コメントへの返答
2012年6月14日 19:04
 あの頃は高速フルタイム4WDとか、後輪のトーコントロール技術とか、マルチリンクサスペンションとか、欧州車譲りのメカニズムを採用する車があって面白かったです。
 カペラとコスモが最寄の教習所の教習車でした。私は結局試験場飛び込みで免許を取り教習所には行かなかったんですが・・・。
2012年6月14日 21:01
こんばんは。

当時FC3Sに乗っていたので、転勤で遠距離通勤になる為に「ギャランのディーゼルを買う」と言っていた友人にマツダのセールスを紹介して「こっちの方がいいから!」と、むりやりカペラ・ワゴンDを買わせました・・・(笑)
このカペラであちこち出掛けましたが、少人数の時もわざわざ3列目の折りたたみ後向シートに座って後ろのクルマの子供に指差されて笑われてましたが、走りも燃費も良くいいクルマでむりやり買わせた友人にも「このクルマにして良かった」と感謝されました。
PWSって確かF1からきたメカニズムだったと思いましたが、他車に採用例もなくこの型のカペラのみで終わってしまって残念でした。

アスカもNAVI5とか先進メカを採用していて、面白い車でしたね!
コメントへの返答
2012年6月14日 21:25
 こんばんは。

 あの型のカペラは売れました。姉妹車種でフォードのテルスターというのもあり、私の兄も乗っていました。私のカペラは5MTだったのでよく走り、航続距離も1タンクで1000キロ以上でした。室内が広くトランクも大きくて実用性抜群でした。

 PWSディーゼル車がアイドリングしているとき、マフラーを靴底で塞ぐとどうなるか、という実験をしてみたことがあります。結果はエンジンが止まり、その後再始動が困難になり、長いクランキングのあとようやく始動したらマフラーからものすごい白煙が出て煙幕のようになりました。カタログの構造図を見ているとどうしてもこの実験をしたくなってしまうんです(笑)。

 NAVI5はDCTが出るまでの過渡的な技術でした。コンピューターとアクチュエーターにシフトレバーとクラッチを操作させるってなんとなくレトロな発想ですね。でも、あれを熟成させて普段は6MT,疲れたときは自動変速なんてミッションがあったら面白いのにとは思います。

プロフィール

「松島なう」
何シテル?   08/10 13:03
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

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