• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2013年07月23日

加速不良

加速不良  体重は66キロになった。目標まであと1キロだが、この1キロがなかなか詰まらない。

 私が運転免許を取ったとき(25年以上前)に、試験の減点項目に「加速不良」というのがあった。交通の円滑のために、見通しがよい直線では指定速度(50ないし60)まですばやく加速することが課題で、加速が不十分だと大きく減点される。乗用車の試験はまだよかった。普通に加速しても指定速度に簡単に達するからだ。大型二種の試験車なんて生きた化石のようなバスで、アクセル全開でエンジンが割れるほど引っ張り、ブラブラなシフトレバーを叩きこみながら加速しないと指定速度に達しないのだ。大型二種の試験では加速を重視しているようで、試験官から「加速が十分でない」と指摘されることが多かった。このような減点項目の存在からすると、ドライバーには交通の「安全」と「円滑」が求められていることがわかる。

 今でも教習所で「交通の円滑のためすばやく加速しろ」と教えているのだろうか。というのも、近頃信号からの発進・加速がやたらめったらトロい車が増えているように感じるからだ。制限速度50~60キロの国道で、発進してから途方もなく長い時間をかけてようやく45キロ程度に達するような加速である。異常に低速なため、信号のタイミングが合わず信号のたびに赤信号にひっかかっている。東北の田舎道は見通しがいいので、そういうトロい車のうしろに1キロ近い渋滞が生じているのが見える。「加速不良」の害悪は一目瞭然で、交通の円滑を著しく阻害する。また、渋滞を作ることで後続車に無駄な燃料消費を強いていることも、「エコ」の風潮に真っ向から反することになる。まさか、教習所でも「渋滞作ってもいい。ふんわりアクセルでノロノロ運転だ!」と教えているのだろうか。

 自動車交通にとって、「安全」「円滑」「エコ」というのはどれも重要である。加速不良のふんわりアクセルは当人の「エコ」にはわずかに寄与するかもしれないが、その他の道路利用者には何も得るものない、むしろ損失のほうが大きい運転行動のように思われる。

運転日報(Kei)

天候:くもり 時々 雨
積算走行距離:117699キロ
走行条件:市街地・郊外一般道
乗員:1名


無料アクセス解析
ブログ一覧 | 雑感 | クルマ
Posted at 2013/07/23 23:57:51

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

第13回クラシックカーフェスタ(加 ...
よっちん321さん

祝・みんカラ歴1年!
軍神マルスさん

祝・みんカラ歴12年!
りょーじ。さん

退屈させない?!
shinD5さん

YouTubeに動画をupしました ...
しんちゃんねる【コンパクト車中泊の旅】さん

クラウン・NMAXオイル交換
osatan2000さん

この記事へのコメント

2013年7月24日 6:52
私の経験上では、最初はふんわりアクセルというのではなく、ガン!でもないけど40ないし60まで素早く加速して、その後アクセルを戻して走る方が燃費が良いです。

今もその方法で好燃費を叩き出していますしね。

無駄なアクセルや急発進は、燃費悪化の元ですが、回転数を見ながら必要な分だけ踏むのは、燃費にとって良い影響があると燃費計を見ながら常々思っています。
コメントへの返答
2013年7月24日 10:52
 私も燃費計を見ながら運転を工夫しています。30~40キロ以下のノロノロ運転は燃費が悪いですね。50キロでトップギアに入れると燃費がいいです。ポンピングロスを考えても、低いギアでふんわりアクセルを踏んでいる状態というのは燃費が悪いはずです。

 私はKeiで発進、加速するときはアクセル全開です。加速性能がしょぼいので交通の円滑に配慮しているのと、ポンピングロスを低減させてやろうということです。それでも燃費はご覧のとおり・・・。
2013年7月24日 9:18
はじめまして。ちょうど震災の辺りからちょくちょく覗かせてもらってます。


・・多いですよね、加速のトロい車
私は殆どの時間大型なので発信加速は気にならないんですが
高速本線への合流とかですかね
合流ランプを登ってきたそのままの速度で本線に入ってくる車多くないですか?

私は教習所で「合流車線では床まで踏み込んでキックダウンで加速しろ」と教わりましたが・・
コメントへの返答
2013年7月24日 11:16
はじめまして。コメントありがとうございます。

 確かに多いですね。先行車に普通についていったら加速車線で追突しそうになるので合流ランプのうちに離れるようにしています。100キロで流れている本線に60キロくらいで合流するのですからたまりません。事故も多発しているようです。

 アクセルを深く踏むということに対して抵抗があるらしく、高速道路の上り坂で大きく速度が低下する乗用車も多く見かけます。ミニバンや軽自動車だとアクセルを深く踏んでシフトダウンしないと上り坂で100キロを維持できないはず。「ふんわりアクセルでエコドライブ」なんてできる車種ではないのです。

プロフィール

「[ハイタッチ!drive] ハイタッチ!drive
2025年05月03日 05:52 - 22:18、
163.33 Km 14 時間 34 分、
7ハイタッチ、バッジ29個を獲得、テリトリーポイント240pt.を獲得」
何シテル?   05/03 22:21
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。大型、牽引、二輪など各種免許を持ち、バス、トラック、タクシーなどの乗務経験が...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

交通安全環境研究所 
カテゴリ:自動車
2008/11/12 23:05:56
 
NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構) 
カテゴリ:自動車
2007/08/11 21:37:42
 

愛車一覧

スバル サンバートラック TB1号 (スバル サンバートラック)
新コメント:TB1号は高機動型で要請に応じて先行出場し、状況把握、適用機材の選択、開発、 ...
ソレックス マルチトレーラー TBトレーラー1号機 (ソレックス マルチトレーラー)
我が家のトレーラー導入初号機。 仙台ナンバー管轄で事業用軽貨物トレーラー初号機。 幌ウィ ...
ホンダ クロスカブ CC110 TB4号 (ホンダ クロスカブ CC110)
新コメント:TB4号は小型の機材で渋滞や狭い路地などに潜航し活動することができる。TB4 ...
ダイハツ ハイゼットトラック SHIN TB2号 (ダイハツ ハイゼットトラック)
SHIN TB2号機
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation