
出張先の渋谷からさっき帰ってきた。308で行ってきたのだが、好奇心ないしチャレンジ精神旺盛な私としては、当然リーフで行くことを目論んでいた。運行計画(充電計画)を立ててみると、大きな障害があることがわかった。驚いたことに、東北道には急速充電できる場所が無いようなのだ。そうなると、約100キロ毎に高速を降りてどこかの急速充電器に寄って30分かけて(順番待ちがあればもっと)充電し、また高速に乗って100キロ走るということを、350キロ先の東京に行くには3回繰り返す必要がある。そうすると、350キロ走るのに必要な4時間以外に充電場所に寄って充電するのに1回あたり1時間~1時間半、3回だから3時間から4時間半かかり、所要時間が倍になる。そのうえ、短い区間で高速を降りることにより高速料金が割高になってしまう。というのは、高速料金のETC割引の中で一番利用頻度の高い深夜割引は0時から4時までの間に料金所を入るか出れば適用されるのだが、3時に高速に入っても100キロ先で4時に降りてしまえば割引の適用はその区間限りとなる。途中で降りなければ川口料金所までの全区間の料金が割引になるので、その差は大きい。結論としては、リーフで東京に行くなら高速道路を使う時間的なメリットが少なく、高速料金が割高になってしまうので、高速道路を使わずに行くことになるということだ。高速道路を使わずに行けば連続運転でも9時間以上かかる。そこに充電時間が3回で3時間程度(国道沿いに充電場所が多いので)で合計12時間以上かかるわけで、これは体力的に前泊しないと無理である。実験のための東京行きではなくあくまで出張なので、日程を変えることはできない。リーフでの東京行きは「無理」と判断せざるを得なかった。
もっとも、リーフでなくとも運行計画の一部を実験することはできる。それは、高速道路を使わずに東京・仙台間を走るという部分である。今回は東京での予定が初日13時開始、3日目14時終了だったので、往路は3時発で深夜割引利用、復路は14時発で国道4号線利用で走行することにした。
これが往路の「走行地図」である。ハイドラの記録によると371.02Km、6時間11分である。首都高速が渋滞していたのと渋谷のあたりで道に迷ってウロウロしていたので余分な時間がかかっている。
こちらが復路の「走行地図」である。351.71km、9時間25分である。308だとトイレ休憩しか必要ないので20分足したものが実質的な移動時間である。リーフだと充電と休憩時間で3時間はプラスしないといけないだろう。
ちなみに、東京往復の
燃費は17.4キロ/リットルである。都内の渋滞の中を走った割には良好だと思う。
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Posted at
2014/03/08 01:50:37