
用事で秋田に行ってきた。フェーン現象のせいか、仙台で20度前後だったのに秋田では30度まで気温が上がっている。
秋田の道はとても走りやすい。それは、速度規制と追い越し規制が合理的に行われていて、スムーズに走れるからだ。この動画を見てほしい。
まず、速度制限が60キロなのがすばらしい。往々にして、田んぼの真ん中の見通しのいいカーブも緩やかな国道でも、50キロか40キロの規制がされている。「なんでここが40キロなんだ?」と思うような場所でねずみとりをやっていることも多く、何のための速度規制かわからない。それに、どこもかしこも40キロだと、本当に危険な場所で速度を規制することが難しい。60キロの規制が40キロになるからこそ、スクールゾーンや急カーブなどの存在が想起され、ドライバーに減速を促すからだ。秋田の道も、幅員が減少する集落の中やカーブでは40~50キロに規制される。
次に、追い越し規制がすばらしい。動画の中で、追い越し禁止区間が始まるところで遅い軽トラに追いついてしまい、しばらくノロノロ運転を強いられているが、秋田の道ではイライラすることはない。直線部分では短い区間であっても追い越し禁止が解除されるため、安全を確認して追い越せばよい。これも、他の地域では全線追い越し禁止の道が多く、延々何十キロもトロい車の後ろに並ばされることがある。全線追い越し禁止なんてしても、急いでいる人はどこでも構わず追い越している。危険な場所だけを追い越し禁止にするのでなければ、追い越しを規制する効果が乏しくなるのは、速度規制の場合と同様である。
これで制限速度が80~90キロになれば、秋田の道は欧米と同様の環境になる。他の地域も秋田に習って合理的な交通規制を行ってほしいと願っている。
ところで、今日は大型二輪教習6日目。あいかわらず一本橋で落ちる。卒検に受からないんじゃないかという心配で夜も眠れなくなってきた。道楽で取りにいっている免許で追い込まれるとは・・・。
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雑感 | クルマ
Posted at
2014/06/11 23:28:49