
雨具とパンク修理剤を入手して装備が万全になったのでハノイから60キロ離れた国立公園までスーパーカブで出かけてきた。往復120キロ、3時間の行程はぶらっと散歩するのにちょうどいい。
さて、ベトナムの道であるが、普段から紹介している市街地の
ごちゃごちゃした通りや
どこの国でも同じような眺めの国道
などより、
並木が整備された農村の街道
や
山々が美しい山岳地帯
を走ることをおススメする。そこはまさにバイク天国で、「これでバイクが250のトレイルだったら最高なのに」と思う。もっとも、スピードが全体に遅いので100cc程度の実用バイクでもけっこう楽しめる。登り坂ではノロノロ、向かい風に押し戻され、だいたい30~60キロの範囲で走行する感じである。たとえエンジンが大きくても、ガードレールが無い、突然大穴が開いているという道路事情ゆえ、スピードは禁物である。また、路上の障害物(大穴、落石、水牛など)が見えにくく危険な夜間は運転しないほうがいいだろう。
ほとんど休憩なしで3時間走行して帰ってきたが、だいたい4時間が運転時間の限界だと思う。それ以上乗っても辛くて痛いだけで楽しめない。また、夜間は危険なので運転しないほうがいい。そうすると、半径160キロくらいが日帰りツーリングの行動範囲ということになる。ハノイから160キロであれば、ハイフォンやラオスとの国境地帯などいろいろ行けそうである。これからどんどん出かけてみようと考えている。
ただし、レンタルバイクの調子はいまいちで、もうちょっとまともなバイクがほしいところである。できればカブみたいなタイプじゃなくて、燃料タンクを膝で挟んで乗るようなバイクのほうがいいと思う。125ccでいいから、ちゃんとした(?)バイクを早く入手したいものだ。
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バイク | クルマ
Posted at
2015/02/23 20:18:49