ボアアップにはビッグキャブ

　今日も雨だが、ベトナム人と同じように「雨天決行」で予定をこなすことにする。レンタルバイク屋さんに行って「加速時の失火とアフターファイア問題」の解決を相談する予定である。

　雨は小降りなので、雨具を着けずに６キロほど離れたバイク屋さんに到着した。修理には１時間ほどかかるという。その間、近くにあったカフェで時間をつぶす。濃厚なベトナムコーヒーが１５０００ドン（約８０円）である。ちょっとした時間調整や雨宿りなどにベトナムのカフェは安くて便利である。

　バイクの問題について私は、加速時に混合気が薄すぎて失火、同時に未燃焼ガスが排出されてアフターファイアが起こっていると考えていた。しかし、バイク屋さんはそれを明確に否定した。スパークプラグが真っ黒で、混合気が濃すぎることを示していると言うのだ。これまでの修理で混合気をどんどん薄いほうに調整してきたが、最小に絞っても問題が解決しないらしい。借りているスーパーカブは５０ｃｃのエンジンを７０ｃｃにボアアップしたものだが、キャブレターは５０ｃｃのままらしい。それで、エアの供給が不足して混合気がリッチになりすぎ、加速時に失火しているのではないかというのだ。

　結局、キャブレターをもっと口径の大きいものに交換することになった。部品がないので、来週取り寄せて交換するということだ。毎週日曜日にバイクの修理に通うことになってしまうが、今のところこのバイクを使用し続ける以外に方法がないのでしかたがない。バイク屋さんは免許なしでも問題ない、１００ｃｃのバイクを同じ値段でレンタルできると言うが、免許を取って大手を振ってバイクに乗るというのが今年のチャレンジ企画のコンセプトなので、免許取得まではこのスーパーカブで過ごすことにする。



雨降りだとＧｏＰｒｏにもワイパーが必要みたい・・・。