私が日本人扱いされないという件は何度かブログに書いてきた。日本のホテルでチェックインしようとしたら、フロントが前に並んでいた日本人には日本語で対応していたのに私にだけ英語で対応したり、留学先のパーティーで日本人のグループの中にいるのに初対面の日本人が私にだけ英語で話しかけたりといった経験があるのだ。本人はそんなつもりはないのだが、なぜか日本人に見えないらしいのだ。
今日ベトナム人のスタッフに「素浪人☆さんはベトナム人だと思われていますよ。お役所の窓口や周りのベトナム人が『この人話しかけても答えないけどどうかしたのか』って騒いでました。首から『私は日本人です』って札でも下げといてください」と言われた。本人も薄々感づいていたのだが、私はどこから見てもベトナム人なのだそうだ。来て4ヶ月の割には食べ物や運転スタイルにしっかり適応しているのは元々ベトナム人だからなのか、それとも前世がベトナム人・・・?
現地人にしか見えない外国人っていいのか悪いのか・・・。
そうそう、運転免許の取得とバイクの購入は、ベトナムらしく超難航している。その面倒さ、理不尽さはすべてが片付いたときに整理してアップしようと思っている。その困難さと手続き者の落胆、絶望、悲嘆、怒りに満ちた執念のストーリーはそれだけで一本の「プロジェクトX」ができそうなほどだ。ベトナムではそのあまりの困難さ故、外国人は名義移転の済んでいない(違法)中古バイクを無免許(違法)、無保険(違法)で乗るのが当たり前のことになっている。その中で合法的にバイクに乗ろうとする者は、妥協を許さずおよそ解決不可能といわれた難問に挑む気高き挑戦者なのである(かなり大袈裟だが、これくらい言って自分を鼓舞しないとめげそうで・・・)。
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Posted at
2015/03/25 23:05:09