
今日は白内障手術の日。手術後は運転できないと言われていたので、電車で仙台市街まで出かけた。電車に乗るのは実に久しぶりだ。数年ぶりだと思う。電車に乗ると日本らしさを強く感じる。鉄道網がきめ細かく張り巡らされている国はそう多くない。そして、電車で動くということは、徒歩でも相当な距離を歩くということだ。東京に行くと思うのは、「歩く距離が長い」ということである。駅から目的地まで、あるいは乗り換えで、歩き回って疲れる。一方、地方の生活で普段車で動いているとほとんど歩かない。健康面では電車を使った生活のほうが好ましいと思う。
そうして、ツルツルに凍った歩道を歩いて目的地の病院に到着、両眼の「水晶体再建手術」を受けてきた。瞼をこじ開けたままにして、目の玉に金具を差し込み、ぐりぐりと穿るような作業を受け、30分ほどで終了した。術後は目がほとんど見えない。曇りガラス越しに見ているようで、スマホを使えないし書類を読むこともできず難儀した。実はこっそり車で行ってやろうかとも思ったのだが、そうしないで良かった。もしそうしていれば、駐車場に車を残したまま電車で帰らねばならなくなるところだった。
病院の後は歩いて区役所に行き、マイナンバーカードの状態確認をした。確定申告用にマイナンバーカードをICカードリーダーで読もうとしたら、読み取りエラーが出たのだ。最初にカードの異常を疑い区役所で見てもらったら、カードは正常とのこと。それではカードリーダーの故障ということで、ヨドバシカメラで新しいカードリーダーを買ってきた。故障したものは10年以上前から使っているもので(驚くべきことに今でも普通に販売されている)、電極が接触不良でも起こしたのだろう。新しいカードリーダーでは問題なく読み込めた。
帰宅して今の時間になると少しずつ視力が出てきた。眼内レンズの設定は中距離にフォーカスし、近距離用の加入をするというものだ。遠距離を完全に見たいときと手許の細かい作業をするときは眼鏡が必要だが、日常生活は眼鏡無しでできる、というものである。確かに、運転程度の遠距離からスマホ程度の近距離まではカバーできるようだ。針穴に糸を通すような作業はルーペが必要だと思う。視力検査で両眼で0.8以上出ていれば免許条件の「眼鏡等」を外すことができるので、まずはそれができれば「成功」といえる。
明日はまた眼科で診察だ。明日は妻にプロボックスで送ってもらう予定だ。妻はプロボックスについて、「視点が低くて見晴らしが良くない。オートマは前後進の切り替えがドンくさくてめんどくさい。ハンドルが重い」と評価が良くない。妻は私以上にMT派で、MTでないというだけで極端に辛口な評価になってしまう。我が家にプロボックスを、という計画は妻の賛同が得られないかもしれない。ジムニーシエラのほうが良いかも。
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雑感 | クルマ
Posted at
2023/02/02 22:10:32