
今日の仙台は久しぶりに雨が本降りだった。そして、雨の中走っていると、メーターパネルに「スマアシ停止11E」と衝突被害軽減ブレーキ、レーンキープアシストの停止を示すサインが出た。雨が降ると視界不良で停止してしまうようだ。
こういう運転支援システムは、視界が悪い雨や霧、雪などの悪条件下でこそ有難いものだと思うのだが、残念ながら、現状のスマートアシストは悪条件下では作動を停止するものになっている。カメラを使ったシステムの限界といったところか。考えようによっては、作動が完璧ではない運転支援システムに頼って悪条件下で走行されるより、システムを停止させたほうが安全だという設計思想なのかもしれない。それはそれで合理的なものだといえよう。現状では運転操作の中心は依然ドライバーであり、「自動運転」とは程遠いものだからだ。
他に運転支援システムで面白いと思ったものとして、「手放し注意」がある。車線逸脱抑制機能があるので、レーンから逸れようとするとシステムが修正舵を当ててくれるから、手を離していてもとりあえず走り続けられるのだが、それでは危ないので警告するようになっている。こういう装備が付くと運転操作を放棄する人がやはり想定されているんだな、と微笑ましく(?)思った。
また、誤発進抑制機能が急勾配の道で方向転換しようとするとき邪魔になることなど、システムを積極的に解除する必要がある場面もある。まだまだドライバーに求められるものは多い。新しい機能が追加されるたび、その操作方法も学習する必要がある。
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Posted at
2023/05/07 21:10:08