
タイヤの外径が変わると速度計の表示の誤差が変化する。変化するのだけど、いつもの道をいつも通り走っていると、40キロ規制の道は実速40キロ+αくらいで走っているのがGPS速度計の表示からわかる。速度計は10パーセント過大表示のときは45キロを、5パーセント過大表示のときは42キロを、今の誤差ゼロのときは40キロを指している。
タイヤ外径が変わると同一速度でのエンジン回転数も変わるから、エンジン音を基準にしているのではないだろう。たぶん、視覚情報から速度を判断し、アクセル開度を調整しているのだと思うが、人間の勘って結構正確なもので、ほんの1,2キロも速度が変わると「いつもより速いOR遅い」と感じる。若い頃に比べると、「速度出しすぎ」と感じる閾値が下がってきているように思うのは、自分の反応速度や自動車の性能を勘案して恐怖心や不安感として伝えてきているものだから、年を取って反応速度が鈍り、車種もトラックになったことで低い速度で反応するのだと思う。
車種によっては、この速度勘?が働きにくいものがある。うんと注意していないと、勝手にどんどんスピードが出てしまうような車種だ。これは危ないと思う。いちいち速度計を見なくても、自車の速度が何キロで、どんな路面を走ってて、スピード出しすぎじゃないか、をきちんと伝えてくるもののほうが、運転しやすく安全だと思う。
軽トラックはこの点では合格である。視点が高くて見晴らしがよく、しかもMTだからシフトアップ、ダウンの目安速度をいつも体に刻んでいるからだと思う。速度感がないほうが快適で高級なようにも思うが、適度に走行状況を伝えてくれたほうが扱いやすく、安全で疲れない、そんな気がする。
ブログ一覧 |
クルマ談義 | クルマ
Posted at
2025/04/13 00:21:51