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2008年01月26日

レクサスAWD雪上試乗会

レクサスAWD雪上試乗会  レクサスAWD雪上試乗会に行ってきた。会場には急発進、急ブレーキ、オーバルコース、スラロームコースが作られていて、レクサスLS600h、GS350AWD、IS250AWD、LS460,メルセデスベンツS550、アウディA84.2quattro,A63.2quattro,A42.0Tquattroが用意されていた。ISとLS460,A4以外の車種を試すことができた。
 試乗の感想であるが、慌しく車を乗り換えながらで、しかも雪上のみだったので、トヨタがこの試乗会で比較してもらいたいであろうレクサスAWDの運動性能と操縦性について述べることとする。ブリーフィングで話があったように、前後の重量バランスに優れるレクサスはアウディよりもアンダーステアが軽いように思われ、制動距離も短くて済むことは確かである。また、トヨタがいう「スリップが起こるまえに姿勢制御を入れる」というやりかたも確認することができた。ドイツ車が明らかにドリフトアウトしそうになってからESPを作動させるのに対し、レクサスはいつ作動したのかわからないし、確かにスリップしているという実感はない。
 これは、私特有の意見かもしれないが、このような姿勢制御のやり方には大反対である。トヨタは「ハンドル操作のままに姿勢を制御するので人間の感性に沿った走りになる」というが、道路の曲率に合わせてハンドルを操作するのは初心者レベルのドライバーだけである。ちょっと慣れたドライバーなら、その車のヨー慣性やアンダーステア、オーバーステアの特性を先読みして、カーブの手前からステアリング操作により車体にドリフトアングルを与えたりするはずだ。トヨタ方式の姿勢制御だと、そのような操作はすべて電子制御によりブロックされてしまう。だから、その車の素の操縦性がどうなのか、ステア特性はどうなのかという情報が一切与えられないのだ。これでは、その車に馴染めないし、運転も上手くならない。アウディやメルセデスは、コーナリング限界を超えそうになると徐々にスリップしてその車のコーナリング特性をドライバーに知らせる。そうすると、次のコーナーからは車の特性に合わせたタイミングと方法でアクセル、ハンドル操作をしてやれば、気持ちよく思い通りに旋回することができるのだ。
 この雪上コースでいちばん操縦しやすくしかも速かったのは2WDのメルセデスS550であった。確かに発進はもったりしている。しかし、一度走り出してからはその巨体からの想像をはるかに超える回頭性を発揮し、しかもステア特性がつかみやすく、コツをつかんでからはまるで小型スポーツカーのようにひらひらとスラロームをクリアした。GS350で同じことをしようとすると、最終的には私のハンドル操作と電子制御がケンカしてしまい、雪上なのにまるでパワーアシストが切れたようにハンドルが重くなってしまった。LS600hで試すと、電子制御の積極的な介入をもってしてもメルセデスと同じペースでスラロームすることはできず、なぜか「AFSのトラブル」「販売店に連絡を」というエラーメッセージ(?)が出た。
 どうも、私とトヨタは相性がよくないようだ。

本日の体重・・・67.6キログラム

運転日報(サンバー)

天候:曇り
積算走行距離:8411キロ
走行条件:高速道・郊外一般道・市街地・山岳道
積載:100㎏未満

給油:28.50ℓ 
単価:146円
満タン法燃費:13.7km/ℓ


なかのひと
ブログ一覧 | クルマ談義 | クルマ
Posted at 2008/01/26 20:13:55

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P.N.「32乗り」さん

この記事へのコメント

2008年1月26日 22:23
う~んなるほど。。。
やはりナチュラルなフィーリングが
一番しっくり来て、かつ状況判断や危険回避
の際の判断にも迷いが出ないと言う感じ
なのでしょうかね。。

電子デバイスもお節介すぎてはね。。
コメントへの返答
2008年1月26日 23:08
 正義の味方っていうのは、絶体絶命の大ピンチに陥ったときにさっと現れて、ピンチを救うとさっと去っていくからかっこいいんです。それをふだんからつきまとわれて、口うるさくタイヤの横滑りについて警告したあげく、こちらの指示に従わないとしたら・・・。
 そんな正義の味方、即刻クビです(笑)
2008年1月27日 0:06
メルセデスに乗ってみたいですね♪
巨体で軽い身のこなし…燃費は最悪でしょうけどw
雪上ならインプSTIとかエボⅩの試乗会も
やったら楽しそうですね♪
コメントへの返答
2008年1月27日 10:49
 この比較試乗、最初からメルセデス有利なのは分かっていたんです。だから、余った時間にメルセデスを確保してそれを「基準」に評価してみました。
 雪道では何よりも「軽さ」が大事です。それに加えて、前後の重量配分と「慣性モーメント」の小ささが運動性能を決定します。S550の車重は1950なのに対し、LS600hはなんと2210。前後の重量配分が均等だといっても、それは後のオーバーハングに電池のおもりをぶら下げた結果なのですから、慣性モーメントも大きいのです。だから、雪道ではまったくいうことをききません。
 燃費はカタログ上Sが6.7、LSが12.2となっていますが、経験上メルセデスはカタログ値どおりの、ハイブリッドは6掛けの実用燃費になりますので、6.7と7.3になります。大差ないように思います。

 いや、雪上ならやっぱりサンバーVSジムニーですよ(爆)
2008年1月27日 0:29
「がんばれボンゴ」でお世話になってる宝塚(ホントは六甲山)のkurochanです。
ネームがかぶってるのでKurojanになってます。よろしく

こういうときに産婆と事務2で追い回すってのは・・意地悪かピンボの僻みかな?

スペクトロンでスケートってかスキー(>_<)してると天国の門が見えそうです。
コメントへの返答
2008年1月28日 22:48
 こんにちは。こちらでもよろしくお願いします。

 やっぱり、どんなに電子制御でがんじがらめにしても、どんなに札束を積んでも、物理法則は超えられないということですから、ビンボの僻みではないでしょう。サンバーやジムニーを登場させるのは意地悪ですけどね(笑)。ここはランクル200あたりに登場願いましょう。

 視点が高くて見晴らしがいいボンゴで雪原と化した田舎道を飛ばすのは気持ちいいですね。タイヤが減ってても軽いから意外と平気だし。

プロフィール

「旧車を復活 http://cvw.jp/b/122990/48632347/
何シテル?   09/01 22:45
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

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