
今回装着した155/80 13のタイヤ、大変具合がいい。まず、外径が大きいことで車高が上がり、不整路で車底をぶつける心配が少なくなった。どれぐらい大きくなったか、巻き尺で測ってみた。
タイヤ外径は
145R12(標準タイヤ) 520mm
145R13(スタッドレス)540mm
155R13 570mm
である。標準タイヤに比べて地上高が2.5センチほど上がったことになる。約1インチアップだ。
タイヤ大径化によるリフトアップは、サスペンションを伸ばすリフトアップに比べてバネ下の部品を含めすべての個所の地上高がアップすることがメリットだ。不整地ではフロントサスペンションのロアアームやホーシングをぶつけることも多いから、そのすべてが2.5センチアップすれば随分ぶつけにくくなる。
それから、タイヤが分厚いので乗り心地がマイルドになった。これは、空気圧を下げていることもあるのだが、路面からの衝撃を「乗用車的に」和らげてくれる。標準タイヤは3kg前後の指定空気圧で固い乗り心地だ。軸重や積載量から計算すると、タイヤ1輪あたりの負荷能力は400kgもあれば十分である。155R13のロードインデックスは79であり、負荷能力は437kgだ。とすると、2.3~2.4kg程度の空気圧が適正で、そのように調整してある。
また、これだけ大径化してやっと速度計の指示が誤差0になった。標準タイヤでは10%近く甘い速度計は、最初からより大径のタイヤを入れることを想定しているようにもとれる。また、ややローギアードすぎるギア比も10%ハイギアード化され、伸びやかな加速が得られるようになった。
メリットが多いので、今後我が家の軽トラの標準装着タイヤサイズにしようと思う。今うちにある13インチのホイールは幅が5インチでやや太すぎる(引っ張りタイヤになる)ので、4インチ幅のホイールに順次置き換えるつもり。
Posted at 2023/03/12 21:19:02 | |
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