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素浪人☆のブログ一覧

2025年06月13日 イイね!

乗り心地の評価

乗り心地の評価 乗り心地の評価って「心地」と言うだけあって、感覚的なもので、評価者の感性によって決まるので人其々になる。それを承知の上で、乗り心地について述べたいと思う。
 パンダは乗り心地の良い車だ。それが小さい車(トレッド、ホイールベースが小さい)であることや、車高の高い車であることを思えば、意外だとも言える。そして、それと同時に、国産車は乗り心地のレベルが低い、とも思う。それはどういうことか。
 感覚的なものなので、説明が難しいのだが、まず、パンダはサスペンションに存在する弾性のある物体、スプリング、ゴムブッシュ、サスペンションの各部材、タイヤ、そして車体そのもの)が一体的に路面からの入力を受け止めている、という感じがする。長い周期の振動で路面と乗員の間が懸架されている感じがするのだ。それに対し、国産車の多くは各部材の固有の周期の振動が感じられ、カンカン、ゴトゴト、ブルブル、とにぎやかなのだ。振動は音としても響き、段差を乗り越えたときにゴン、とかキーンといったノイズになる。これらの音と振動が乗り心地を損なう。

 また、車体の挙動も異なる。路面を横切るかまぼこ型の段差がある場面で、国産車の多くは前輪が乗り上げたときに前部が持ち上がり、そして下がり、後輪が乗り上げたときに後部が上がり、そして下がるといった前後バラバラな挙動を示す。だから、車両が激しくピッチングを起こし、サスペンションの存在意義を疑わせる。パンダの場合、車体が水平を保ったまま、段差の上で持ち上がり、段差を過ぎれば下がる。前輪のサスペンションが段差を効果的に吸収し、車体の動きをゆっくりと小さいものにしているからだと思う。東北の道路では車が壊れるんじゃないかと思うような大穴に出くわすこともあるが、うっかりそこに嵌ったときの車体の動きはパンダと国産車では格段の差がある。パンダはスッと車体全体が上下するだけでストレスを感じないが、国産車では「ドン!ビリビリ・・・」と音を伴って激しくピッチングするため、「大丈夫か?」と不安になる。穴だらけの国道を2時間、3時間と走行する場合、この乗り心地の違いが疲れの差になってはっきりと表れる。

 これは私の感覚に基づいた考えなので、メーカーの開発者は「うちの車は世界最高レベルで乗り心地が良い」と考えていたとしても、それは「感覚の違い」ということだろう。でも、「MT車が良い」というのと同じく、「乗り心地が良い」という条件に適う車を選ぶことが難しいというのは、残念に思う。
Posted at 2025/06/13 19:54:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | パンダ | クルマ
2025年05月26日 イイね!

小さいのに、どっしりしている。

小さいのに、どっしりしている。 こうして並べてみると、色の加減か、目の錯覚か、パンダが軽自動車より小さく見える。

 「小さいのに、どっしりしている」これが、妻のパンダ評だ。とても気に入ったので、「これは私のモノ!」なのだそうだ。私のモノも何も、最初から彼女の召喚獣なので、私は何も言うことがない。

 「作業車みたいに骨太な乗り味」、これが、私の第一印象だ。国産車の小さいもの、特に軽自動車はコストと燃費に過度に配慮していて、軽いのに鈍重、という矛盾した乗り味になっているのが多い。カタログ燃費に血眼になるよりも、ちゃんと曲がって止まる、まともなシャシーを作ってほしいと常々思っている。その点、パンダはしっかり作ってあって、特に大入力があったときのスタビリティやコントロール性という点で、高いペースでかなりの距離をハードコーナリングしながら走る、というような状況を想定したつくりになっていると思う。

 高い運動性能を持つというのは、一種の安全装備だと思う。交通事故に遭ったとき、アスリートのほうが一般人よりも怪我しにくい、のと同じように、イザというとき、ナマクラな車か、パンダのような車かで、明暗が分かれることがあり得る。だから、小さい車でも操縦性はしっかり作ってあってほしい。パンダは余裕で合格点である。
Posted at 2025/05/26 22:07:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | パンダ | クルマ
2025年05月20日 イイね!

いつものテストコースに連れ出した。

いつものテストコースに連れ出した。 パンダがなかなか良さげなので、早速蔵王温泉周辺のいつものテストコースに連れ出した。往路は釜房ダムを通って宮城川崎から山形道に乗り、蔵王インターで降りて山形側から蔵王温泉に行くルート、復路は蔵王エコーラインを通った。定番の試乗コースである。

 パンダのエンジンはトルク型で、低回転から力強い加速が可能な反面、高回転ではゴロゴロした音と振動を伴い、まるで回りたがらないように感じる。各ギアでは2500回転も回せば十分な加速が得られ、山道でも2000回転以下で普通に走行できる。いつものタイトコーナーを1500回転ぐらいでふわーっと曲がるのは妙な気分だ。

 山道での操縦性は、限界が高くほぼニュートラルステアで、アクセルのオン・オフや路面の凹凸などで破綻することがなく、徹底的にオンザレール感覚で曲がっていく。とても懐の深いシャシーで、軽いロールでビシっとドライバーの思い描いたラインをトレースしていく。こういうところ、国産のスーパーミニ(軽自動車)では得難い部分である。車体が小さいしパワーがある、パンダのような車で峠道を走るのはFUNの一言である。

 高速に乗ってみる。クラスがスーパーミニだから仕方ない部分かもしれないが、とりたてて静かなわけでも乗り心地や走行安定性が優れるわけでもない。しかし、重めのステアリングと四輪ディスクのブレーキは、高速走行に安心感を与えてくれる。タイヤの性能に余裕があるから、ステアリングを切ったら切っただけ曲がるし、ブレーキも車体全体が沈み込むような安定した姿勢で止まれる。わざと旋回中に走行ラインを変更したり急加速してみたりしたが、コーナリングの様子は変わらず、綺麗に予定ラインをトレースしていく。流石だと思う。

 気になる点として、飲み物のペットボトルを置いておくところがない。



写真の2カ所が運転席から簡単にアクセスできるドリンクホルダーっぽいところだが、どちらも高さ(深さ)が足りず、コーラのペットボトルをしっかりと置いておくことが難しい。今度後付けのカップホルダーでも探してみよう。

 それから、下り坂ではエンジンブレーキがほとんど効かない。2速に入れたらエンジン唸っちゃうし、3速だとどんどん加速していく。フットブレーキの容量には余裕があるようなので、どんどん使ってくださいということなのだろう。

 いつものテストコースでは総合評価で☆4つとしておく。一つ足りないのは、エンジン振動と騒音がそれなりに大きく、特に2000回転前後でステアリングコラムが目に見えてシェイクするほどの振動と音を発するのはいただけない。それが解消すれば☆5つ。
Posted at 2025/05/20 01:05:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | パンダ | クルマ

プロフィール

「やくみつる」
何シテル?   07/21 19:03
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

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