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素浪人☆のブログ一覧

2008年05月10日 イイね!

日本車の安全性

日本車の安全性 今年もゴールデンウィークが過ぎた。今年は例年よりも重大な交通事故の報道が少なかったような気がする。
 それでもニュース等を見ていて思うのは、日本車って衝突安全性が低すぎるのではないか、ということだ。前面衝突についてはJNCAPの実施に伴い最低限の安全性を備えるようになったが、側面衝突、追突については車体構造が脆弱すぎるのではないかと思う。側面衝突についてはJNCAPの基準は甘すぎ、追突については基準自体が無いのでメーカーは「無駄な」重量とコストを極限まで削減しているのだろう。側面衝突で重大な傷害を負ったり、追突されて炎上したという報道が目に付くように思われるのだ。
 側面衝突に対応するためにはドアを厚く作る必要があるし、追突に備えるにはある程度オーバーハングを長く、構造を強化する必要がある。しかし、日本車には5ナンバーや軽自動車といった寸法に対する制限があり、5ナンバー3列シートのミニバンや軽自動車が側面衝突や追突に対して十分な安全性を備えることが難しいという事情はわかる。しかし、とりあえず衝突実験を行い、評価を公表するようにしなければ、消費者は安全な車選びに必要な情報が得られない。今のJNCAPでは多くの車種が5つ星以上をとるようになり、比較する意味はほとんど無くなった。そこで、IIHS並みの側面衝突(小型トラックの衝突を想定)と追突(小型トラックが80キロでオフセット衝突した場合を想定)試験を実施して、消費者にとって選択の基準になるようにしてはどうだろうか。
 燃料代の高騰で燃費のいい日本車は人気である。しかし、それが衝突安全性を大きく犠牲にして得られた燃費だとすれば、消費者としては素直に喜ぶことはできまい。衝突試験を実施して、どの車が燃費と安全を引き換えにしているのかを公にすることが必要だと考える。


なかのひと
Posted at 2008/05/10 00:17:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2008年04月06日 イイね!

欠陥道路

欠陥道路 デミオの距離計誤差を確認するために東北道を100キロほど走ってきた。高速のキロポスト(里程標)とトリップメーターを合わせて測定した。デミオの誤差はプラス0.1パーセントでかなり正確なことがわかった。

 ところで、日本の高速道路には道路照明がないところが多い。自車のヘッドライトで見るしかないのだが、高速道路ではハイビームでないと安全な距離で障害物を発見することができない。しかし、中央分離帯の目隠しが貧弱なため、ハイビームにすると対向車のドライバーが眩惑されてしまう。特に視点が高いトラックは対向車のライトがまともに視界に入るのだ。だから、私は対向車がいるときにはハイビームにできないでいる。でも、そうすると障害物の発見が遅れて危険である。結局、中央分離帯を完全なものにするか、道路照明を完備するかしない限り、日本の高速道路では60キロ以上の速度は安全に出すことができないことになる。

 以前、夜の高速道路で事故車の発見が遅れて突っ込み他の人を死亡させたドライバーの刑事裁判で無罪判決が出たことがある。「夜の高速では前方に事故があっても避けきれず突っ込むことはやむをえない」という判断なのだが、そもそも障害物を避けることができないような道路は欠陥道路だと思うのは私だけだろうか。


運転日報(デミオ)

天候:晴れ 
積算走行距離:4242キロ
走行条件:郊外一般道・市街地・高速道
乗員:1~2名


なかのひと


Posted at 2008/04/06 02:25:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2008年02月20日 イイね!

EDRって?

EDRって? デミオの取り扱い説明書(マツダのサイトにある)を見ていたら、EDRについての説明があった。衝突時の速度、加速度、シートベルト着用の有無等の情報を記録するとある。そのような情報があるならば、例えば衝突事故があった際に、相手方がシートベルト未着用であったことを過失相殺として斟酌する、その際の証拠に使えるということなのだろうか。相手方が任意に提出しなければ、証拠保全の手続きによるのだろうか。ちょっと興味がある。

本日の体重・・・67.2キログラム
素浪人☆の20.5パーセントは脂肪でできています

運転日報(サンバー)

天候:晴れ 後 雨  
積算走行距離:9625キロ
走行条件:郊外一般道
積載:100㎏未満


なかのひと

Posted at 2008/02/20 20:32:24 | コメント(2) | トラックバック(1) | 交通安全 | クルマ
2008年01月04日 イイね!

規制緩和の弊害・・・安全性にしわ寄せ

 また貸切バスによる重大事故が発生したようだ。昨年の大阪での橋脚衝突事故が記憶に新しいところだが、そのほかにも貸切バスの事故は多発している。
 トラックに続いて貸切バス事業にも規制緩和、自由化が行われたのは10年ほど前だったと思う。それ以降、新規参入業者が多数出現し、過当競争により運賃が大幅に下がった。インターネットを通じて募集される貸切ツアーバスの運賃は信じられないような安さである。当然、運転手の労働条件も大幅に下がった。労働条件が下がれば、運転手の質も当然下がる。
 記事やテレビニュースによると、事故現場の道では地元の大型車はタイヤチェーンを着けて走行していたようだ。しかし、事故を起こしたバスはスタッドレスタイヤだけで走行していた。行ける所まで行って、にっちもさっちもいかなくなってからチェーンを着けるというのはアマチュアドライバーが乗用車でやることである。私がスキーバスを運転していたときは、山の麓の平らなところでスタッドレスにチェーンを着けていた。たくさんの命を預かっているバスドライバーは可能な限りの安全策をとろうとするのは当然である。チェーンは磨耗するから、磨耗の具合をチェックしてチェーンを交換するのもドライバーの大事な仕事である。
 記事にあるように、チェーンなしで下り坂を走行していて、「ブレーキを踏んだらすべって落ちた」なんていうのはプロの仕事とはとてもいえない。でも、今のバスドライバーの賃金を考えると、ちゃんとした仕事を期待するのはムリな気がする。驚きの低運賃の裏には大きなリスクが潜んでいると見たほうがよさそうだ。
Posted at 2008/01/04 22:43:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ
2008年01月03日 イイね!

サンタクロース走行禁止

サンタクロース走行禁止 この記事は、雪が積もったまま走るなヨ(-_-*) について書いています。

 ↑のブログで紹介されている「道路交通法施行規則(条例)」は各県毎に定められているらしく、内容が微妙に異なる。宮城県の施行規則には車の雪下ろしをするように定める部分がない。豪雪地帯ではないからだろうか。
 私が注目したのは14条6項の規定である。宮城県では御者台のない馬車やそりには人を乗せられない。「御者台のないそり」というのはすぐには思い浮かばないかもしれないが、よくイラストに出てくるサンタクロースのそりを想像してほしい。あれは、そりの上にじかに座っていて、牽引している動物の陰になって前方が見えない。普通、馬車やそりは動物の背丈よりも高い位置に「御者台」があって、そこから手綱やムチで動物を制御するようになっている。御者台のない馬車やそりは、動物の前方に御者(「馬車引き」なんて呼ぶこともある)が歩いて、動物を連行して走行するものなのだ。
 もしかしすると、宮城県ではサンタクロースのそりは走行できないかもしれない。しかし、条文に「牛馬」と書かれていることから反対解釈すると、トナカイならOKなのかもしれない。

運転日報(サンバー)

天候:晴れ
積算走行距離:6816キロ
走行条件:郊外一般道
積載:100㎏未満


なかのひと
Posted at 2008/01/03 21:09:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 交通安全 | クルマ

プロフィール

「こんなことばかりやってるような http://cvw.jp/b/122990/48711471/
何シテル?   10/14 14:37
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。 ふとした思いつきからトラックボディ制作、始めました。

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2008/11/12 23:05:56
 
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