先にアップしたブログは誤りがあったので削除した。もうちょっと詳細にカタログを検討してから改めてアップしたいと思う。
で、この記事が今日アップしようと思っていた本来のものである。
トゥインゴのターボ付のモデルは「GT」と呼ばれている。その名称からは、高出力のエンジンと締め上げられたサスペンションを持つホットハッチを連想するのが普通だろう。しかし、私の見る限りトゥインゴGTはホットハッチではない。それは純粋な実用車であり、しかもエコカーの範疇に入るものだ。
トゥインゴGTのエンジンはVWのTSIエンジンと同じダウンサイジングの発想で作られている。エンジン排気量を小さくすることで燃料消費を減らし、それでも必要な出力を高効率に発揮させるために過給機を追加するという発想だ。このようにすると低回転域のエンジントルクが小さくなるので、スムーズな発進のためには1速のギア比を低くする必要がある。1速のギア比を低くしても各ギア間のつながりを良くするためには多段化が必要で、頻繁に変速操作をするのは大変だから自動化する、という考え方で7速DSGが組み合わされたのがVWである。
もっとも、トゥインゴのほうは10年くらい前のエンジン設計なので、直噴、可変バルブタイミングといった技術は採用されていないし、ミッションの多段化もなされていない。だから、燃費は特筆するほど良くないし、発進時にエンストしやすいという弱点ももっている。それでも、このパワーと運転する気持ちよさを考えるととてもエコな車だと断言できる。トップクラスの燃費性能ではないかもしれないが、総合的に見て良好な燃費性能だということだ。
運転日報(トゥインゴ)
天候:晴れ
積算走行距離:3888キロ
走行条件:郊外一般道
乗員:1~2名

Posted at 2010/09/02 23:33:11 | |
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