
これまでに、 ベトナムの運転免許の取り方、バイク取得、登録のやり方、交通ルール、運転のやり方についてアップしてきた。4~7月のツーリングシーズンに向けて実際にバイクツーリングする際のノウハウについて、3年間の経験を踏まえて記事にしておこうと思う。
1、バイクの選択について
これは、きちんと整備されてツーリングの間故障しないバイクであれば何でもいいと思うが、ベトナムの悪路を走ることを考えるとあまり大きく重いものは大変だろうと思う。また、車輪が16インチより小さいバイクは悪路走破性が悪く怖い思いをする。150~300ccクラスのオフロードかツアラーがベストだと思う。ベトナムに多いWAVEやSUPER DREAMのようなカブタイプでも問題ない。スピードは出なくても登坂力があればOK。
2、服装
とにかく暑いので、Tシャツ短パンのような恰好でバイクに乗っている人が多いが、プロテクター類の装備が必要なので、メッシュジャケットにニーシンプロテクターぐらいは着ることになる。肌を出していると日焼けがすごいので、下もプロテクター入りメッシュパンツなどを履いたほうがいいかもしれない。道が悪いので転倒のリスクも大きい。グローブにフルフェイスも推奨である。
雨具はあまりしっかりしたものでなくても平気だ。濡れても寒くないので辛くない。雨具は高い山などにいったとき、防寒用に着るのに使う。そういう使い方にはポンチョよりも普通の雨合羽のほうが暖かくていいかもしれない。
3、持ち物
飲料水(1リットルぐらいは欲しい。飲料水はどこでも買えるが、店が無い山間部で道に迷ったりしたとき、熱中症になる心配があるため)、軽食(これも非常時用。クッキーや菓子パン)、スマホとモバイルバッテリー(スマホのMapは生命線)、工具(パンク修理とチェーン調整くらいはできるように)、虫よけスプレー(蚊がすごい)、海外旅行保険等医療保険の保険証、パスポート、免許証、現金(500万ドンもあれば十分)、トイレットペーパー2巻(トイレを借りたとき紙がないことが多い)、救急医療キット(絆創膏や消毒薬。心配症な人はコブラにかまれたときの毒抜きキットも)
4、宿
キャンプツーリングをする人もいるが、整備されたキャンプサイトが無いので野宿と同義になってしまう。booking.comのような予約サイトを通じてどこでもホテルを予約できるし、一泊30ドルも出せばかなり豪華なホテルに泊まることができる。
5、食事
幹線道路沿いにはたくさん食堂があるのでそこで済ませられる。外国人向けのホテルに泊まるとそこのフロントから飲食店の情報を得ることができる。日本人にはベトナム各地をバイクで個人旅行することは一般的ではないが、他の国からの旅行者がたくさんいるので、彼ら向けに飲食店の類は充実している。普通の飲食店にはメニューがないが、昼食は3万ドン、夕食は5万ドン程度で食べられる。
Posted at 2018/04/08 17:18:29 | |
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